遂に実現!! 今成vs須藤の足関王決定戦、要注目＝ダニーロvs平田が決定

本日16日（火）、来たる6月16日に開催される「Level-G」の対戦カード3試合が発表された。国内グラップリングイベントとして出し惜しみのない好カード＝3試合は以下の通りだ。

まずは、今成正和(今成柔術)と須藤拓真(X-TREME EBINA)が対戦する、前日-66.0kg契約マッチだ。

昨年6月、サブオンリーの8人制ワンデー・トーナメントを制した須藤拓真は、解説席にいた今成正和に対戦を懇願した。足関十段の異名を持ち、イマナリロールを世界に知らしめた今成と、そんな彼に憧れ、令和のレッグハンターとして足関に魅せられた須藤。現代の足関王決定戦とも言うべき注目の試合が遂に実現する。

また、当日-61.2kg契約マッチには、トライフォースの吉永力が登場する。

2023年のIBJJF No-Gi WORLDで黒帯2位に輝いた吉永は、名門トライフォースにおいて勢いのある選手の一人だ。

対するマルセロ・コーエンは、2021年3月、WNOでマイキー・ムスメシと戦っている実力者で、2018年にはADCCのフロリダトーナメントを優勝している。

吉永にとっては、一本で仕留めて更なる高みを目指すための切符としたいところ。ギロチンにヒールにと強力な極めを有するサブミッションマスターにとっては、勝ち方にもこだわりたい一戦だろう。

柔術界からの視線が熱いであろう、楽しみな一戦が決定した。

CARPE DIEMとトライフォース、柔術界の2大勢力において、両勢力を代表する最も活きが良いと言っても過言ではない二人のグラップリングマッチだ。

今月、AJPグランドスラムローマで世界の強豪らと戦い、黒帯で3位入賞を果たしたダニーロ・ハマザキ（CARPE DIEM MITA）と、MMAファイターであり、パンクラスで4連勝中、5月にRyo戦が決まっている平田直樹の二人が前日計量-70kg契約で相まみえる。

同大会は、6月16日（日）、GENスポーツパレスで行われる。