5vs5の団体戦はカーロストヨタBJJが優勝 全試合を勝利しての全勝優勝を果たす
5vs5の団体戦はカーロストヨタBJJが優勝 全試合を勝利しての全勝優勝を果たす
ASJJF TOKYO SPRING 2025 EQUIPE

ASJJFが春の祭典「TOKYO SPRING」で行った団体戦は、10年以上ぶりの開催だったにも関わらず、総勢26チームもの参加があり盛況に終わった。
男子は5人、女子は3人でチームを組んで戦う試合形式で、勝ち抜き戦ではなく、オーダー順に全員が試合をするスタイルだった。
ここで一番の注目だったのはジュブナイル青帯とアダルト青帯の選手で組まれたカーロストヨタBJJの-350kgのチームだ。
このチームにはクリスチャン・マツオ&エンゾ・ヤマザトのツートップに加え、成長著しいジョアオ・コバヤシとマイケ・オオシロ、そして唯一の紫帯選手であるルーカス・ナラサキが加わった全員が10代という若い選手で構成されている。
どの選手もレギュラートーナメントでも活躍する若き精鋭たちであり、このチームが前評判通りに圧勝するのか、それともどこかがストップするか?!が焦点になったが、終わってみればカーロストヨタBJJの独壇場ともいえる試合内容だった。
1回戦を危なげなく勝ち抜くと、準決勝では全員が一本勝ちで決勝戦に勝ち進み、ここでSORA BJJとのチームと対戦となり、5人中3人が一本勝ちで優勝を決めた。
今大会はアダルトとマスターの区分けがなく、マスター勢との対戦もあったとはいえ、青帯が紫帯から一本勝ちするなど、帯色を超えた戦いは緊迫感もあり、非常に見応えがあった。
来月には愛知県で開催されるドゥマウインターナショナルの中でも団体戦が行われるので、そちらも注目だ。

団体戦の決勝戦、先鋒のクリスチャン・マツオは試合終了1秒前の4:59、米山千隼に腕十字で一本勝ち。

次鋒のマイケ・オオシロは坂野周平にスイープを2回決めての4-0で判定での勝利だった。

3人目の中堅を務めたジョアオ・コバヤシは跳びつき腕十字を杉澤大維に極めて4:08で劇的な勝利。

副将のルーカス・ナラサキは青帯が相手だったが、すでにチームの勝ち越しがきまっているからか、秋葉修平を無理に攻めずに7-4の無難な判定勝ちとなった。

大将のエンゾ・ヤマザトは高橋裕樹に対し、パスから腕十字を極めて2:17、一本勝ちで優勝を決めている。

3戦を行い、すべての試合で勝利しての完全優勝だったカーロストヨタBJJ。これからの団体戦でも活躍は必至だろう。

「ドゥマウインターナショナル2025 団体戦」
5/3(土) 青山記念武道館
※最終締め切り:4/23(水)
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