アダルトvsマスターの黒帯対決はアダルトの井手が完勝もベテラン・高橋の健闘ぶりも光る
アダルトvsマスターの黒帯対決はアダルトの井手が完勝もベテラン・高橋の健闘ぶりも光る
買取大吉 presents KIT9
7月28日(日)、都内某所で開催された「買取大吉 presents KIT9」のセミ前で組まれたアダルト黒帯ライトフェザーのワンマッチ、井手史竜vs高橋俊彦の一戦。
当初は諸沢陽斗との九州vs北海道・アダルト黒帯対決が予定されていたが、諸沢が負傷欠場して高橋が緊急出場した。
高橋はマスター2黒帯でJBJJFランキングで1位を独走中でIBJJFアジアでもマスター2黒帯ライトフェザーで優勝している実力者。
アダルト黒帯バリバリの井手とマスター黒帯のトップランカーという図式の試合は試合開始直後から井手の猛攻が火を吹いた。
引き込んでいく高橋に対しトップから攻めていく井手は高橋のガードを1分かからずに攻略しパス&マウントを奪取。
ここからは井手の一方的なペースで終始トップポジションからアタックし続け、マウントからバックマウント、さらに腕十字&バラトプラッタのコンビネーションと畳み掛けていき、高橋はその攻め手を凌ぐのに精一杯。
本戦はなんとか凌ぎきった高橋だったが、オーバータイムのゴールデンスコアでパスガードを許し、井手が圧倒したまま勝利となった。
やはりいかにマスター黒帯の強豪といえどもアダルト黒帯には敵わないという結果になってしまったが、終始圧倒的に攻め続けて勝利した井手と、アダルト黒帯相手にポジションは許しつつも極めは許さなかった粘りの高橋という両者の持ち味が充分に発揮された好勝負といえよう。
勝利した井手は勝利者インタビューの後に同じく大会に出ていた兄の智朗と義姉にあたるリングアナウンサーのさきよと一緒にカメラに収まり、試合前の緊張の面持ちと一転し破顔一笑となっていた。