現役UFCファイターから学ぶ、風間敏臣の"道着"セミナーが大盛況
現役UFCファイターから学ぶ、風間敏臣の"道着"セミナーが大盛況
Seminar Report
5月12日(日)、東京都町田市にあるカルペディエム町田では、世界最高峰の格闘技イベント=UFC参戦中の風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)による道着のセミナーが開催された。
カルペディエム町田は、広くてカフェのような綺麗な館内が特長の柔術道場で、プロMMAファイターでブラジリアン柔術黒帯の岡澤弘太や、東海大柔道部出身の紫帯・佐々木大也らが指導している。
そんなマットスペースが大勢の参加者で埋め尽くされた、この日のセミナーにおいて、風間は引き込みからデラヒーバガードやベリンボロへの展開を丁寧に説明した。
風間の指導は、襟の握り方一つとってしても握る位置や指の使い方まで非常に細かく、それでいて技の大事なポイントは明確かつ簡潔に伝えるため、わかりやすいのが特長だ。
ガードの他にも一連の流れから極めるフットロックやハンマーロックなど、得意のサブミッションを織り交ぜ、ボリューム満点の1時間を終えると、参加者からは「最高」といった声が聞かれた。
現在も週に1~2度は道着を着用した練習をしているという風間は、柔術家として格闘技キャリアをスタートさせている。
参加者からの質問コーナーでは、柔術からMMAに取り組む際のエピソードとして、「(グラップリングやMMAは)柔術の掴めるタイミングで掴めない。掴むことを一回ゼロにしないといけなかった」などと、柔術から始めたが故の苦悩を語る場面も。
気になる次戦は未定とのことだが、現在はMMAやグラップリングのみならず、道着のセミナーも行っているという。現役UFCファイターの技術を学べる機会の創出は、ジム関係者にとってもおススメといえそうだ。