SJJJF×ISAMIのコラボ大会「柔術甲子園」は高校生のフレッシュな対戦が白熱
SJJJF×ISAMIのコラボ大会「柔術甲子園」は高校生のフレッシュな対戦が白熱
SJJJF「柔術甲子園」
スポーツ柔術日本連盟のSJJJFと武道具メーカーのイサミがコラボして開催している「柔術甲子園」。
今大会は高校生を対象にした大会で、白帯から紫帯までを一緒のトーナメントに入れる国内唯一の合同カテゴリーとなっている。
今年から「柔術甲子園」も野球の甲子園と同様に年2回開催となる予定で、春と秋に行われるとのこと。
その春開催分が今大会で、残念ながら女子のトーナメントは組めなかったものの、男子はオープンクラスを含む4階級が開催されている。
会場は柔術初使用となる代々木第二体育館で、この会場は1964年の東京オリンピックの会場として建設された国立代々木競技場の体育館施設で、古くからプロレスや格闘技のビッグマッチで使用されてきた。
そんな由緒ある大会で柔術大会が開催されるのは感慨深いものがあった。
GWの真っ只中の4/28(日)に開催された「柔術甲子園」の激闘の数々を紹介していく。
ジュブナイル白青紫帯フェザー決勝戦
〇井田徠 / Impacto BJJ
vs
×クリスチャン・マツオ / カーロストヨタBJJ
神戸から参戦の井田が浜松から参戦のクリスチャンをキムラで極めて4:28 一本勝ち。
ジュブナイル白青紫帯ライト決勝戦
×杉尾澄晴 / グレイシーバッハ
vs
〇高橋瑞希 / Crowforest
両者とも一本勝ちの連続で決勝戦まで勝ち上がり、この試合では送り襟絞めを極めた高橋が一本勝ちで優勝を果たす。
ジュブナイル白青紫帯ミドル決勝戦
〇水谷謙太 / タイショー柔術アカデミー
vs
×ジョアオ・コバヤシ / カーロストヨタBJJ
本戦で決着つかずサドンデスに突入し、そこでジョアオからパスガードを決めた水谷が接戦を制した。
ジュブナイル白青紫帯オープンクラス決勝戦
〇杉尾澄晴 / グレイシーバッハ
vs
×ジョアオ・コバヤシ / カーロストヨタBJJ
階級別で準優勝だった選手同士の無差別決勝は杉尾が送り襟絞めを極め、2:26 一本勝ち。杉尾は今大会で勝った試合はすべて一本勝ちだった。
ティーン橙帯ライト決勝戦
〇高松一喜 / CARPE DIEM MITA
vs
×中島海惺 / AXIS
国内外で活躍中の高松が鮮やかな腕十字を極めて一本勝ちで金メダル獲得。
女子ジュニアティーン黄帯ライトフェザー決勝戦
〇諏訪遊希 / X-TREME EBINA
vs
×香月いと / BUEN BJJ
昨年12月以来の柔術マッチ出場の諏訪がレスリング仕込みのタックルで2ポイントを獲得し、そのまま2-0でワンマッチ決勝戦を勝利。
女子ジュニアティーン橙帯フェザー決勝戦
〇冨田優菜 / 正道会館菱川道場
vs
×吉村千菜 / X-TREME EBINA
ともに1回戦を極めて決勝戦進出の冨田と吉村。決勝戦はポイントを奪い合う接戦となり6-4で富田が制す。
女子ジュニアティーン橙帯ライト決勝戦
〇阿部みこと / Crowforest
vs
×高本珠緒 / 高本道場
過去にも対戦している2人のリマッチはまたも阿部が2-0で勝利となり連勝中。次の対戦も楽しみだ。
女子ティーン橙帯ライト決勝戦
〇吉永さくら / パラエストラ岐阜
vs
×アナベラ・リンカ・ウォーカー / Leos Jiu Jitsu Academy
当サイトでコラムを連載中のアナベラは中学進学後初試合となったが実績で勝る吉永に0-4で惜敗。