買取大吉 presents KIT10、イゴール・タナベが欠場で代打はグラント・ボグダノフに！

2025年2月23日（日）、新百合21ホールで初の有観客大会を開催する「買取大吉 presents KIT10」。

今大会のメインに出場予定だったイゴール・タナベ(IGLOO)が体調不良で欠場となり、その代わりにグラント・ボグダノフ(ALMA FIGHT GYM LIFE)が出場することとなった。

イゴールは今大会に向けて本格的な練習を開始したところ、手の痺れなどを感じたため試合復帰は時期尚早との判断で欠場となってしまった。

そしてイゴールの旧知の仲で公私とも親しくしているグラントにイゴールから代打出場の打診を行い、それが快諾されてグラントの出場が決定。

急遽の出場となったグラントは昨年のJBJJF全日本の黒帯Ｗゴールドを獲得しており、その他にもSJJIFワールドや韓国の賞金トーナメント「ハンパスインビテーショナル」でも優勝しており、実績は文句なし。

だが過去2回に渡り出場している「KIT」では2連敗中で、今大会の緊急出場で3年ぶりのKIT再登場となった。

対戦相手のチョ・ウォンヒは「KITに出ることが目標だったので、誰が相手になっても問題ない。イゴールとは1勝1敗の戦績なので、いつかまた対戦の機会があれば嬉しい」とコメントしている。

グラントの試合に向けてのコメントは以下の通り。

「大事な仲間であるイゴールの代理として10度目となる『KITX』という記念すべき大会への出場は私にはとても意味深いものがあります。私は20代後半で愛する日本でジムを出しました。総合格闘家やプログラップラーでした。国内のあらゆるタイトルを黒帯で獲って、海外でも自分なりに活躍できました。可愛い子とも結婚しました。過去の自分が夢の中にでも想像できないところまで来ました。

要するにもう誰かに何かを証明しなきゃいけないという気持ちは一切ありません。一本勝負という売りの大会では決着付けるための延長戦やレフェリー判定があって、最初からそこを狙う選手を正直、他の組み合わせをみてあると分かります。

ただ30歳の私は今回『どうしても負けたくない』『ギリギリであっても勝ちたい』というのをもって戦いません。最初から狂気で一本を極めにいきます。イゴール、それから日本柔術界の皆様、今回は私に任せて下さい」

今大会の観戦チケットとPPVチケットも好評発売中。観戦チケットは選手から、PPVチケットはサイトから購入可能となっている。

■チケット詳細はコチラから！

プロ柔術「買取大吉 presents KIT10」
会場：新百合21ホール(新百合ヶ丘駅・徒歩３分)
日程：2025年２月23日（日）
13:00～ プレリミナリーマッチ
14:30～ メインカード

■会場観戦チケット：
VIP(最前列)：15000円
自由席：8000円
※当日＋1000円

※観戦チケットは出場選手から購入可能

■ＰＰＶ
前売：3000円
当日：3500円

※ＰＰＶ購入はコチラから！
■オフィシャルサイトはコチラから！

【決定カード】

黒帯オープンクラス
グラント・ボグダノフ / ALMA FIGHT GYM LIFE
vs
チョ・ウォンヒ / ROOTS BJJ KOREA
出場予定だったイゴール・タナベ(IGLOO)がもやもや病による体調不良のため欠場となり、代わりにJBJJF全日本・黒帯Ｗゴールドのグラント・ボグダノフ(ALMA FIGHT GYM LIFE)が出場、チョ・ウォンヒと対戦にすることとなった。

黒帯ライト
村井俊太 / Evermove
vs
高橋"Bancho"良明 / パラエストラ八王子
KITの生え抜き・村井の対戦相手はパンクラスで活躍するＭＭＡファイター・高橋に決定。これまでピュア柔術家との対戦ばかりだった村井だが今回は異色の対戦相手でどんな試合ぶりを見せるかに注目だ。

黒帯ライトフェザー
正田皇輝 / ストライプルオハナ
vs
諸澤陽斗 / OVERLIMIT BJJ SAPPORO
JBJJF全日本で優勝し黒帯昇格した正田の黒帯デビュー戦の相手は諸澤に決定。諸澤は前回大会に出場予定も怪我で欠場し、満を持して初出場となる。ともに若い黒帯なのでイキにいい試合ぶりを期待。

黒帯ライトフェザー
横山大鋳 / Swells柔術ジム
vs
井手史竜 / CARPE DIEM KURUME
前回大会で賞金トーナメント準優勝の横山と、ワンマッチで勝利した井手のマッチアップは紫帯以来の対戦となる。ともにテクニシャンとして知られるだけにハイレベルな技術戦が期待できるだろう。

女子黒帯フェザー
前澤智 / リバーサルジム東京スタンドアウト
vs
髙本奈月 / TATORU
メインカード唯一の黒帯女子マッチは前澤と高本の初対決。本来はマスターでライトフェザーの前澤がアダルトでフェザーの髙本のチャレンジを受ける試練の一戦。前澤は不利な下馬評を覆すことができるか？！

マスター黒帯フェザー
塚田市太郎 / SPANDAU
vs
北田俊亮 / TRIBE TOKYO MMA NORTH
今年から自ら立ち上げたSPANDAU所属として心機一転の塚田に挑むは元MMAファイター・北田。この試合は2021年のJBJJF全日本マスターのリマッチ。４年ぶりの再戦で勝つのはどちらか？！

マスター黒帯ライトフェザー
高橋俊彦 / パラエストラ吉祥寺
vs
渡部修斗 / ストライプル新百合ヶ丘
JBJJF黒帯ランキング１位を３年連続で獲得している高橋と、黒帯１年目の渡部の顔合わせはかつてのチームメイト対決。グラップリングで名を馳せる渡部が「必ず極めて勝つ」と豪語するが、果たして？！

マスター黒帯ミドル
岡澤弘太 / CARPE DIEM MACHIDA
vs
下林義尚 / ルミナス
SJJIFワールド王者の岡澤はASJJF主催のプロ柔術「ART」の常連選手だが意外にもKITは初出場で元ＭＭＡファイターでもある。対する下林は色帯時代にブラジル修行も敢行した本格派の柔術家。勝負の行方は如何に？！

マスター黒帯ミドル
坂東澄保 / パラエストラ北九州
vs
坂本宗彦 / Tokushima Escudo
これまで60戦以上の対戦経験がある両者の初めてのサブオンリーマッチ。いつもは膠着スレスレの僅差の試合展開だが、今回は初のプロマッチということで２人とも動きのある試合をする！と意気込んでいる。

マスター黒帯ヘビー
ランジェル・ロドリゲス / RRT
vs
トーマス・ミッツ / CARPE DIEM JIYUGAOKA
いまや国内最強のマスター黒帯の一人となったランジェルはかのジェイク・マッケンジーに一本勝ちしたことでその実力を知らしめた。そのランジェルに挑むトーマスは久しぶりのKIT参戦となる。

茶帯フェザー
ソン・ウォンジェ / VICTOR ACADEMY
vs
岩崎一志 / X-TREME EBINA
KIT初参戦以来、３連勝中のソンは韓国人ながらレギュラー参戦中。そのソンを止めるべく初参戦の岩崎はビッグタイトル獲得こそないが、地道に戦績を重ねる堅実なタイプで派手さはないが実力は折り紙付きだ。

茶帯ルースター
渋澤涼真 / PATO STUDIO
vs
伏見達之介 / CARPE DIEM ASHIYA
KIT2連勝中の渋澤とルースター初挑戦の伏見という注目の一戦が実現。渋澤は前回大会を負傷欠場して仕切り直しの参戦で、伏見はKIT6以来、約2年ぶり参戦で初勝利を狙う。ガードの渋澤、トップの伏見という図式の試合展開となるだろう。

紫帯ルースター
伊藤義隆 / ALMA FIGHT GYM LIFE
vs
ソ・ノジン / URBAN Jiu Jtsu Hyehwa
IBJJFアジア＆JBJJF全日本で優勝の伊藤がKITメインカード初参戦。すでに国内では敵なしの伊藤だけに対戦相手を海外に求め、韓国人のソに決定。韓国の柔術シーンは急成長しており侮れない相手だろう。

【出場予定選手】

アナベラ・リンカ・ウォーカー（Leos Jiu Jitsu Academy）
過去２大会に出場して２連勝中のアナベラ。数々のプロマッチに出場中で、知名度＆実力もメキメキ上昇中だ。

【プレリミナリーマッチ出場予定選手】

池田賢治（パラエストラ八王子）
池田はパラエストラ八王子所属のベテラン黒帯で、ジム内での信頼も厚く、若手のよき模範ともいえる選手とのこと。池田は本戦に出場する前澤智の推薦で出場が決まった。

新井丞太郎（ストライプル新百合ヶ丘）
今大会が開催される新百合ヶ丘の地元枠で渡部修斗の推薦による新井の参戦決定。キッズカテゴリーの選手だが、そのテクニックはオトナ顔負けとのことだ。

イザベラ・モモカ・ウォーカー（Leos Jiu Jitsu Academy）
メインカード出場のアナベラの妹のイザベラが父親のゴリ推しで参戦決定。物静かなアナベラと違って快活なイザベラの試合ぶりに注目。

中島琉輝（AXIS）
Jiu Jitsu NERD制定の新人賞を獲得した中島がKIT初参戦決定。国内外で数多くの実績を残す中島は極めも強く好勝負が期待できる逸材。

ビクトル・ロドリゲス（CARPE DIEM FUKAGAWA）
RRTからCARPE DIEM FUKAGAWAに移籍以来、いまひとつピリッとしないビクトルだが、今大会ではプレリミナリーマッチで一本勝ちを狙うとのことだ。

中尾あづき（CARPE DIEM MITA）
今年のJBJJF全日本の女子青帯Ｗゴールドの中尾がKIT参戦を直訴してプレリミナリーマッチに出場決定。中尾はＭＭＡと柔術で活躍中の女子若手のホープだ。

あきぴ（ABLAZE八王子）
かねてよりKIT参戦を熱望していたあきぴはプレリミナリーマッチは選手として出場し、メインカードではメダルプレゼンターとしての参加が決まった。