ノンストップファイト再び!石黒翔也がONE2戦目で待望の一本勝ち
ONE Friday Fights 64
5月24日(金)、タイ・バンコクのルンピニー・スタジアムでは、「ONE Friday Fights 64」が開催され、日本から石黒翔也(カルペディエム三田)が出場。139ポンドのキャッチウェイト・サブミッショングラップリング(10分)戦でブルーノ・アセベドと対戦した。
喧嘩四つで向かい合うと、いきなりカニバサミで飛び込んだ石黒だったが、アセベドも素早く反応。すると、タックルで上をとったアセベドがトゥホールドを狙ったが、回転して防いだ石黒は下からKガードの要領でアセベドの足を抱え、そのままトップを取った。
上になるや、左右からパスを仕掛けていく石黒は、そのままバックテイクに成功。四の字ロックからチョークを狙っていく。
四の字ロックを解除できずにいるアセベドに対し、何度もその首に腕を回したが、それでもアセベドは粘り強く守る。
四の字ロックは外れたが、トップを取った石黒は、アセベドのスイープに逆らうことなくボトムに移行すると今度は足関節へ。
その後も、めまぐるしく上下が入れ替わる中、動きが止まらない石黒もさることながら、アセベドも決して防戦一方とはならず、チャンスを見ては足関節を仕掛けていく。
残り4分、アセベドのハーフガードに対し、スリークォーターネルソンで首を狙った石黒。アセベドは起き上がるようにこれを外し、追撃の足関節にも対処。今度はアセベドがパスを狙う展開に。
下から足を絡めていく石黒はフットロックで足を抱えるが、アセベドもアンクルを狙う。それでも、上から下からノンストップで動き続ける石黒は、残り1分、アセベドの足をすくって、その右足首を自分の右腕で抱えていった。
うつ伏せになって逃げようとしたアセベドだが、石黒が膝を捻るようにヒールを極めると、アセベドはここでタップ。ONEデビュー戦で判定勝利を挙げた石黒が、同2戦目で待望&嬉しい一本勝ち。ボーナスを獲得し喜びを爆発させた。
Photo by MJ