ONE初登場ベイビーシャーク、石黒翔也からキムラで一本勝ち

Photo by MJ

3月8日（土）、タイのルンピニー・スタジアムで開催されている「ONE Fight Night 29」の第2試合では、いよいよONE本戦デビューとなる石黒翔也と、ONE初登場、ADCC2連覇を成し遂げたジオゴ・へイスによるサブミッション・グラップリングマッチ（10分間）が行われた。

1月のIBJJFヨーロピアン選手権の黒帯ライトフェザー級決勝で戦ったばかりの両者。この時は、アドバンテージ差でジオゴの勝利となったが、石黒は世界トップの柔術家を相手にパスを許さず、試合終了間際にはあわや逆転となる攻勢に転じている。

ジオゴのハイドレーション＆計量失敗により、フライ級戦（61.2kg）から139.5 LBS（63.2kg）のキャッチウェイト戦に変更となった一戦。

試合は引き込みを見せる石黒に対し、ジオゴはパスからサイドを奪う。トップにまわったジオゴにロールから足を入れていく石黒。ジオゴは石黒の足首を掴み、その足を捌いてアタックを続けていった。

すると、ジオゴは飛び込むように石黒のサイドへ。インバーテッドを駆使して正対する石黒だったが、ジオゴは前転して石黒のトップポジションまでいくと、センタクバサミを掛けながら、石黒の腕をキムラに捉え、最後はキムラで一本勝ちを挙げた。

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