神童復活!マルセロ・ガルシア、13年ぶりの試合復帰で今成正和からタップ奪う
神童復活!マルセロ・ガルシア、13年ぶりの試合復帰で今成正和からタップ奪う
ONE 170
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(C) ONE Championship
1月24日(金)タイはバンコクのインパクト・アリーナで開催された「ONE 170」では、無差別級サブミッション・グラップリングマッチ、マルセロ・ガルシアと今成正和の一戦が行われた。
2003年~2007年までアブダビコンバット77kg級を3連覇し、幾度となく柔術世界大会を制すなど、「神童」と呼ばれた世界的柔術家マルセロは、17日に43歳になったばかり。約13年ぶりの試合となる上、2年前にはガンを患っていることを公にし、再発の不安が残っている中での復帰となった。
対するは、日本を代表するグラップラーであり柔術家、今成だ。間もなく49歳になる"足関十段"は、昨年もRIZIN(MMA)で戦うなど現役バリバリ。昨日の計量は、マルセロが約78.6キロ、今成が約72キロで、無差別級であることからリカバリーなどもなく、体重差は6~7キロの戦いとなる。
笑顔で登場したマルセロは、小走りでケージへ。コールを受けると両手を振って歓声に応えた。
試合が始まると、一気に距離を詰めるマルセロ。今成のリスト掴むと、すぐさま足を取って上を取った。
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ハーフガードで上になったマルセロは、自らの膝を今成の両脚から抜きにかかる。パスに成功し、サイドからニーオンの形になったマルセロは、マウントを奪うと、肩固めの要領で抑え込んでいく。
すると、自らサイドに戻ったマルセロは、首を抱えてノースサウスポジションへ。4分49秒、ノースサウスチョークで今成からタップを奪い、一本勝ちで復帰を飾った。
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(C) ONE Championship