Level-G大会目前!高橋P「どういう結果になるのか...。めちゃくちゃ面白いカードが揃った」
Level-G大会目前!高橋P「どういう結果になるのか...。めちゃくちゃ面白いカードが揃った」
Level-G
いよいよ10日の日曜日に迫ったグラップリングイベント「Level-G」。
これまでのプログラップリングマッチでは、今成正和vs須藤拓真や、峯岸零弥vs竹内稔といった旬で話題性があり、勝負論を押し出したカードを提供し、国内グラップリングシーンを盛り上げている。
11月10日(日)都内GENスポーツパレスで開催される「Level-G」の次回大会もまた注目カードがズラリと並んだ。
ギ&ノーギで八面六臂の活躍を見せる森戸新士(LEOS/藤田道場)と、第10代フェザー級キング・オブ・パンクラシスト・新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/YAWARA)の楽しみ過ぎるメインイベントに加え、レスリングの猛者でグラップリングへの転身を図る安楽龍馬(カルペディエム三田)と、Road to UFCにも参戦したMMAファイター・内田タケル(THE BLACK BELT JAPAN)による予測不能な一戦などは、必見と言えるだろう。
大会を目前に、同イベントのプロデューサーを務める高橋"SUBMISSION"雄己に注目のポイントを訊くことができた。
――いよいよ次回「Level-G」GENスポーツパレス大会が迫ってきましたね。興味深いカードが並びましたが、プロデューサーとしての手応えはいかがでしょうか?
高橋:いい意味でどういう結果になるのか全然分からない、めちゃくちゃ面白いカードが揃ったと思います!
――まずは、森戸選手と新居選手によるメインイベントについて見所を教えてください。
高橋:IBJJFアジア王者の森戸選手 vs パンクラス王者の新居選手の一戦は、柔術の全ての要素を網羅し完成度の高いグラップリングをする森戸さんに対して、現代グラップリングの技術体系とは良い意味で掛け離れた、尋常じゃないアームロックとセンタクバサミの極め強さを軸とした組み技を展開する新居選手が如何に戦うのか...、というところになるかと思います。
――現代グラップリングの技術体系とは良い意味で掛け離れた...。なるほど、新居選手の特長として、とても分かりやすい気がします。
高橋:グラップリングでありながら異種格闘技戦的な様相の試合で、今からめちゃくちゃ楽しみです。
――セミの安楽選手は、レスリング選手でありながら、長らくグラップリングの練習も続けており、その完成度に期待が集まっています。
高橋:安楽選手は、オリンピックを視野に入れていたクラスのレスリングの超強豪です。一流のレスラーが、グラップリングやったらどうなるの?という期待と幻想の答え合わせを見せてくれることでしょう。
――対戦相手はグラップラーではなく、MMAファイターの内田選手ということで、これもまた楽しみな要素です。
高橋:内田タケル選手は、修斗やRoad to UFCで活躍しています。フライ級でMMAの試合に臨んでいるイメージでしたが、どうやら現在体格は一回り大きくなり、鬼神のような組みの強さを身につけていると練習仲間伝にお伺いしました。
――鬼神のような組みの強さですか?
高橋:一体どれだけ強いのか?という未知数を孕んだお2人の邂逅が、異種格闘技戦的な様相も相まって目が離せません。
――他のカードも、勢いがあり、なおかつ実力がある選手が多数登場しますね。
高橋:アンダーカードもめちゃくちゃ充実してて、第3試合ではDEEPフライ級屈指の寝技師・渋谷カズキ選手vs日本トップ黒帯鍵山士門選手との接戦を制した若手グラップラー・佐藤光選手が実現します。
――渋谷選手の寝技が強いのは知られていますが、柔術(道着)でも実績がある佐藤光選手もまたかなり良い選手ですよね。
高橋:そうですね。あと、第2試合には、カルペディエム三田の石黒(翔也)さんやダニーロ(ハマサキ)等のトップ柔術家が太鼓判を押す、Level-Gアマチュア全試合一本勝ちのイケメンインフルエンサー・ラルフくんが登場します。
――最近、ラルフ選手はInstagramによく流れてくるようになりました(笑)対戦相手の室谷選手は全日本ノーギを獲っている実力者ですね。
高橋:あとは、第1試合のプロ興行継続参戦をかけたアマチュアトライアウト戦には、先のアマチュア修斗全日本をオール一本勝ちで制して注目を集めた漆田直輝選手が挑みます。
対するは須藤拓真さんと自分のスパーリングパートナーを務める全日本ノーギ青帯王者の足関節技師、橋本敦貴。気鋭のレッグロッカー同士のヒリヒリしたサバイバルマッチが最高に楽しみです。
――ありがとうございます。楽しみにしています。
高橋:全試合、全く目が離せない全5試合になります。会場またはPPVでぜひご覧ください!
2024年11月10日(日)
「KROSS×OVER CAGE.4」内で開催
GENスポーツパレス 4F
第5試合 Level-Gメインイベント 当日-77.0kg契約10分1R
新居 すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/YAWARA)
森戸 新士(LEOS/藤田道場)
第4試合 前日-70kg契約 10分1R
内田 タケル(THE BLACK BELT JAPAN )
安楽 龍馬(BAMF)
第3試合 前日-61.4kg契約7分1R
渋谷 カズキ(FIGHTER’S FLOW)
佐藤 光(リラクシン柔術)
第2試合 前日-77.0kg契約7分1R
室谷 勇汰(リバーサルジム立川ALPHA )
Ralph Francolini(カルペディエム三田)
第1試合 Level-G アマチュア プロフェッショナルトライアウトマッチ -61.2kg契約7分1R
橋本 敦貴(X-TREME EBINA)
漆田 直輝(パラエストラ小岩)