イアゴ・ウエノ、KITトーナメント参戦は「僕の柔術にもきっと良い挑戦になる」
イアゴ・ウエノ、KITトーナメント参戦は「僕の柔術にもきっと良い挑戦になる」
買取大吉 presents KIT9
7月28日(日)、都内某所では「買取大吉 presents KIT9」が開催される。
今大会の目玉=61kg・賞金30万円トーナメントでは、すでに国内選りすぐりの軽量級メンバーが名を連ねており、混戦必至の状態だ。
注目の一人は、昨年のJBJJF全日本選手権・黒帯ルースター級を制したカルペディエム世田谷のイアゴ・ウエノだろう。
ルースター級とライトフェザー級の中間体重(61kg)で、イアゴはどのように戦うのか。ビッグトーナメントに臨む全日本王者に意気込みを尋ねた。
――イアゴ・ウエノ選手がヘッドインストラクターを務めるカルペディエム世田谷は、メンバーも増えて、とても賑わっているようですね。現在はどのような手応えを感じていますか?
イアゴ:まもなくオープンして2年になり、大人、キッズ含め、多くの方に入会いただきました。僕の持っている技術をどうやったら上手く伝えられるか、日々考えながら指導するのは、とてもやりがいがあって楽しいです。会員さん達も仲良く、良い雰囲気が出来ているので、このまま世田谷の柔術を盛り上げたいです。
――今後、カルペディエム世田谷をどのような道場にしていきたいか、目標や考えていることはありますか?
イアゴ:会員さんに長く柔術を楽しんでもらって、世田谷で柔術が出来て良かったと思ってもらえるよう頑張ります。キッズ達もどんどん成長しているので、彼らが黒帯になってくれたら嬉しいです。
――イアゴ選手は、昨年のJBJJF全日本選手権・黒帯ルースター級で優勝しました。黒帯ルースターのトップ選手が集まる中での優勝、ご自身ではどのように感じていますか?
イアゴ:昨年は初めて全日本で勝つ事ができて、嬉しかったです。もっと強くなって、世界でも戦えるよう、毎日研究しています。
――7月にはKIT 61kgトーナメントに出場が決まりました。イアゴ選手は、そこまで頻繁に試合に出場していませんが、出場を決めた理由はありますか?
イアゴ:今回のKITは61kgまでのトーナメント戦ですので、普段参加しているカテゴリー以外の強い選手との試合が楽しみです。
その理由で出場することを決めました。
――まだ全てのトーナメント出場選手が発表されていませんが、昨年の全日本決勝で対戦した高杉選手や、全日本のライトフェザーで優勝した横山選手などもいます。現段階で警戒する選手はいますか?
イアゴ:特にないです。参加する選手は必ず強いので、誰にでも勝てるように集中してます。
――61kgという体重は、ルースターとライトフェザーの中間です。イアゴ選手にとっては、どのように影響しそうでしょうか?
イアゴ:他の大会にない階級でナチュラルルースターの僕と、僕の柔術にもきっと良い挑戦になると信じています。
――現在の練習環境などを教えて頂けますでしょうか?
イアゴ:KITに向けての練習は、自分よりも重い練習仲間とのスパーリングを増やして、ゲームスタイルも調整しながら練習しています。
――では、最後に大会に向けて意気込みを頂けないでしょうか?
イアゴ:今回の大会に向けては柔術以外、増量にも頑張っていますので、黒帯になってから初めてのルースター級以外の階級で出場するので楽しみにしています。