IBJJFヨーロピアン初出場のクリスチャン・マツオ「年末年始も1日中ずっとアカデミーで練習」
IBJJFヨーロピアン初出場のクリスチャン・マツオ「年末年始も1日中ずっとアカデミーで練習」
ASJJF選手インタビュー
いま最も勢いがあるキッズチームを擁するカーロス・トヨタ率いるカーロストヨタBJJ.。
そのキッズチームのリーダー的な存在が、クリスチャン・マツオだ。
クリスチャンはジュブナイルながらアダルト青帯でも活躍しており、国内では敵なし状態。
すでにIBJJFアジアでは優勝しており、IBJJF主催大会でも結果を残している逸材だ。
そんなクリスチャンにASJJFセントラルジャパン優勝の大会後に、IBJJFヨーロピアン出場前の心境などを聞いた。
──IBJJFヨーロピアン出場決定、おめでとうございます。今回のヨーロピアンが初めてのIBJJFの大会ですか?
クリスチャン:いや、そんなことないです。日本で開催されたアジアとヨーロッパで行われたリスボンオープンに出てます。
──そうでしたね。それら大会の結果はどうだったんでしょうか?
クリスチャン:アジアはダブルゴールド取れたけど、リスボンはダブルブロンズだったんです。
──では海外でやるIBJJFの大会はこのヨーロピアンで2回目の出場なんですね。その初めて出たリスボンオープンの感想どうでしたか?
クリスチャン:あんまり実力差はないけどパワーとか体重差がちょっとありました。自分が軽すぎて重いカテゴリーにいっちゃったんで、それで負けた感じだけど、自分の実力は全部出したから、これから増量していったら金メダルは取れると思います。
──今回のヨーロピアンで出るカテゴリーを教えてください。
クリスチャン:カテゴリーはジュブナイル2青帯のフェザーです。
──前回の大会だと何人ぐらい出てましたか?
クリスチャン:リスボンオープンは6人か8人ぐらいでした。
──今回のヨーロピアンは何人ぐらいいますか?
クリスチャン:もう15人ぐらいエントリーいます。(最終的には30人に増えていた)
──そんなにいるんですね。やはり国内だと2~3試合で優勝になるけど、もっと試合数をやらないといけないという感じですね。ASJJFの大会とIBJJFの大会、どういった違いがありますか?
クリスチャン:ASJJFはそのポイントが一緒になった時にサドンデスがあるのでレフェリー判定があるわけじゃないんですが、 IBJJFだと試合時間が終わったらレフェリー判定になるんで、ヨーロピアンだとヨーロッパで有名な人の手が上がっちゃう可能性あるんで、 IBJJFではポイントゲームでポイントをどんどん取ってから一本を狙おうと思ってます。
極めの強さに定評があるクリスチャンは一本勝ちでの勝率も高い。
──そしてASJJFにはないアドバンテージもありますね。アドバンテージのありなしそのどういった影響がありますか?
クリスチャン:もし決勝とかだと重要ですけど最初ぐらいだったらまあ大丈夫かなって僕は思ってます。アドバンテージを取られたとしてもいつもどおりの試合スタイルでいきます。
──最近の試合もずっと腕十字などで非常に極めが強いんですけど、そういったそのポイントゲームやサブミッションなど、どういった試合をしていこうと思ってますか?
クリスチャン:いつもやるコムロックなんで足抱えるんで、それでスイープさせてスイープ&マウント取れるんで、そこでステイしてから極めるとか、なるべく力を使わずに体力をセーブしたゲームでいこうと思ってます。
──じゃあ試合を進める要はポイントをしっかり取ってからの極めということですね。このヨーロピアンに向けての練習どんな感じでやっていくんでしょうか?
クリスチャン:もうずっとスパーで疲れてる状態で、筋トレ後にスパーとかばっかりします。年末年始も練習で、1日中ずっとアカデミーで練習します。
──では試合に向けて最終調整頑張ってください。
クリスチャン:ありがとうございます。
昨年末に開催されたASJJFセントラルジャパンではWゴールド獲得のクリスチャン。ヨーロピアンでもアジアに続いてのWゴールドを期待したい。