IBJJFパンが開幕!アダルト茶帯の渋澤諒真、永尾澪とも初戦敗退に終わる
IBJJFパンが開幕!アダルト茶帯の渋澤諒真、永尾澪とも初戦敗退に終わる
IBJJF PAN 2025

3/19-23までの5日間、フロリダ州オーランドのキシミーで開催されているIBJJF主催「パン選手権2025」。
大会2日目はアダルト茶帯の試合が行われ、日本から渋澤諒真と永尾澪の2選手が出場し、渋澤はルースター、永尾はフェザーにエントリー。
渋澤は過去にムンジアルに3回出場もそのすべてで初戦敗退となっており、海外大会では苦戦が続いている。
また永尾は今大会が海外大会参戦2戦目ということもあり、やや緊張の色が見られた。
結果的には両者とも初戦敗退に終わり、日本勢には厳しい現実を突きつけらることとなった。
ルースターの渋澤は両者引き込みによるWガードの膠着で3つのペナルティが入った状態から、相手がガードで渋澤がトップポジションとなり、4-2で渋澤がリードする展開に。
ここでトップポジションからパンツを握り、ヒザをピンした状態で相手の動きを窺っていたところ、これが膠着と取られてしまい両者にペナルティが入っての両者DQとなってしまった。
フェザーの永尾は相手が引き込んで先にスイープされるも、すぐにスイープし返して2-2のタイスコアに。
トップポジションから果敢にパスガードのアタックをし続けていた永尾に対し、相手もデラヒーバを駆使して対抗。
ここで試合終了間際にノーハンドの三角絞めに形になってしまい、その状態でタイムアップ、レフェリー判定で敗れている。
2人とも国内トップランクの選手で、その2人ともが初戦敗退に終わってしまったのは衝撃だが、試合内容的には肉薄しつつも、超えられそうで超えられないところが、日本と世界の差であることを認識しなければならないだろう。
大会3日目はアダルト紫帯の試合が行われ、ここには高橋逸樹と川頭昊士が出場する。
この2人はまだ10代のカルペディエムの若手コンビで、高橋は昨年のIBJJFアジア王者で、川頭もIBJJFパンパシフィック王者というタイトルホルダーだけに好成績が期待できるだろう。

アダルト茶帯ルースターに出場の渋澤諒真(PATO STUDIO)は1回戦で両者DQで初戦敗退に終わる。

アダルト茶帯フェザーの永尾澪(CARPE DIEM SENDAI)は1回戦で2-2/0-0からレフリー判定で敗れた。