石黒翔也、IBJJFヨーロピアンで準優勝の快挙 フェルナンダ・クリストも3位入賞
石黒翔也、IBJJFヨーロピアンで準優勝の快挙 フェルナンダ・クリストも3位入賞
IBJJF ヨーロピアン
1月17日~25日の9日間に渡り、ポルトガル・リスボンで開催されたIBJJFヨーロピアン2025のアダルト黒帯ライトフェザーで石黒翔也(CARPE DIEM MITA)が準優勝した。
石黒は昨年のワールドノーギでも3位入賞を果たしており、IBJJFメジャートーナメントで連続入賞の快挙となった。
そして3月にはフロリダのキシミーで開催されるIBJJFパンにも出場予定で、ここでも活躍が期待される。
石黒の試合後のコメントは以下の通りだ。
「この度、IBJJFヨーロピアン選手権2025アダルト黒帯ライトフェザー級で準優勝することができました。
自身初となる黒帯メジャー大会挑戦でしたが、メダルを獲得することができてホッとしています。
前回のMVP記事でもお話しした通り、今年は4大大会に出場予定でヨーロピアンはその初戦となる大会でした。
トーナメントには先月のノーギワールドで負けたAOJのザック、ベイビーシャーク、世界3位のケビンなど強豪選手が揃っていたので、正直入賞することさえ厳しい状況でしたが、自分の柔術を信じて戦い抜くことができました。
4試合全てがギリギリの戦いで一つのミスで負けてしまう展開も多かったですが、日本からの応援がとても力になり、決勝に進むことができました。
ADCC2冠王者"ベイビーシャーク"との決勝はパスで押される場面が多く、アドバンテージをたくさん取られてしまいましたが、落ち着いてガードリテンションできました。
残り5秒くらいでハーフから立ち上がり、テイクダウンに入りましたが、場外+3秒お尻をつけることができず、2点を取ることができませんでした。
スコア的にはこの2点が入れば逆転勝ちだったので、もう少し早めに攻めることが反省点でした。
試合後、多くの方にGreat fight!などお褒めの声をいただいたり、写真を撮ったりして世界トップ選手の一人として認知されてきたのが嬉しかったです。
また、同時に日本の練習環境は世界一を取るために充分整っているということを改めて感じました。
海外には名コーチ、設備、練習量が確保されているのは事実ですが、それは日本でも自分の努力次第でできると思うので、トレーニングプランを見直し次に向けて積み上げていきます。
最後になりますが、日々僕を支えてくださる皆様、本当にありがとうございます。これからも日本を背負って戦いますので引き続き応援のほどよろしくお願いいたします」
なお、女子アダルト黒帯ミディアムヘビーでフェルナンダ・クリスト(EVOX BJJ)も3位入賞を果たしている。