黒帯１年目のダニーロ・ハマザキが森戸新士との激戦を制す＆シャビエル・シウバは圧勝で優勝

3/9(土)、愛知県名古屋市の愛知県武道館で開催された「マリアナスプロジャパン2024」。

今大会はグアムで定期開催されている「マリアナスオープン」出場のトラベルパックが贈呈される予選的な意味合いもある。

トラベルパックはアダルトの無差別王者やチーム表彰で入賞したチームなどに贈られたが、その数はトータルで35個。

10/12にグアムで開催の「マリアナスオープン」には総勢35名もの精鋭たちが日本代表として参戦するのだから楽しみだ。

ここでは複数回に渡ってトラベルパック争奪戦ともいえる激戦の数々を紹介していく。

アダルト黒帯のライトは階級＆無差別でダニーロ・ハマザキvs森戸新士の２連戦となった。

ライト決勝戦で一度は2-0でダニーロの勝利となるも、森戸がこのレフェリングに抗議をしてポイント取り消しとなり、サドンデスからの再開に。

だがダニーロは再戦を拒否して森戸が勝利となった。

そして迎えたオープンライト決勝戦での２戦目はダニーロがテイクダウンで勝利しての優勝でトラベルパックを獲得した。

またオープンヘビーはアメリカ・サンディエゴから来日したシャビエル・シウバが圧勝しての優勝で、決勝戦はパンクラスで活躍中の藤田大から腕十字で一本勝ちしている。

Marianas Pro Japan 2024" was held on Saturday, March 9, at the Aichi Budokan in Nagoya, Aichi Prefecture.

This tournament was also a qualifying event for the "Marianas Open," which is held regularly in Guam.

A total of 35 travel packs were given to the adult champion and the winning team in the team awards.

We are looking forward to seeing a total of 35 elite competitors representing Japan at the Marianas Open to be held on October 12 in Guam.

Here we will introduce the fierce competition for the travel packs over the next few issues.

In the light adult black belt division, Danilo Hamazaki vs　Shinji Morito.

Danilo won 2-0 at one point, but Morito protested the refereeing and the point was canceled, and the fight resumed from sudden death.

However,Danilo didin't want again, and Morito won.

In the second round of the open light final, Danilo won by takedown to take the win and the travel pack.

In the Open Heavy, Xavier Silva from San Diego, U.S.A., won with an overwhelming victory, and in the final, he won by armbar from Hiroshi Fujita, who is active in Pancrase.

アダルト黒帯ライトはダニーロ・ハマザキ（CARPE DIEM MITA）と森戸新士（LEOS Jiu Jitsu Academy）の一騎打ち。試合は場外際でテイクダウンしたダニーロが２ポイント奪取。

一度はダニーロの勝利となったが、このレフェリングを不服とした森戸が抗議し、それが認められてサドンデスからの再試合となった。

この再試合をダニーロが拒否して森戸が勝利となる。

オープンライト決勝戦で再び対戦となったダニーロと森戸。この試合でもダニーロがテイクダウンして2-0で勝利した。

この試合でも場外際でのテイクダウンだったため物言いがありながらも三審制だったため判定は覆らず、そのままダニーロが優勝となりトラベルパックを獲得した。

オープンヘビーは階級別のヘビー級を一人優勝したシャビエル・シウバ(EVOX BJJ)が圧倒的な試合ぶりで一本勝ちの連続で決勝戦まで勝ち上がり。

反対ブロックを勝ち上がってきたのはパンクラスでも活躍する藤田大(パラエストラ千葉)。藤田はミドル級でもグアムの選手２人から勝利して優勝しており、オープンヘビー準決勝でもアンソニー・クルーズからエゼキエルで一本勝ちの金星。

準決勝までは快進撃を続けた藤田もシャビエル・シウバには歯が立たずに腕十字で一本負け。オープンヘビーはシャビエル・シウバが優勝し10月にグアムで開催の賞金５万ドルトーナメント「マリアナスオープン」出場を決めた。