ワールドクラスの強豪、カウアン・タニノがWゴールドでグアムへのトラベルパック獲得
ワールドクラスの強豪、カウアン・タニノがWゴールドでグアムへのトラベルパック獲得
MARIANAS PRO JAPAN 2024
「マリアナスプロジャパン2024」、アダルト茶帯はカウアン・タニノ(福住柔術)がオープンヘビーを制して優勝した。
IBJJFのメジャートーナメントのシーズンになるとカウアンはアメリカ・サンディエゴに長期滞在しアンドレ・ガウヴァオンのATOSにて研鑽の日々を送っている。
だが、今年はIBJJFヨーロピアンに出ていないこともあり、今大会に参戦しに圧勝してのWゴールド、さらにトラベルパック獲得となった。
アダルト茶帯のオープンライトは昨年のマリアナスオープン出場の斉藤晶が激戦を制して優勝し、2年連続参戦を決めている。
そしてアダルト紫帯は地方勢の活躍が目立ち、オープンライトは仙台の熊田堅信が、オープンヘビーは大阪の寺本裕基がそれぞれ優勝し、揃ってマリアナスオープンに初出場する。
オープンライト優勝の熊田は全試合一本勝ちしており、この極め力は突出したものがある。
またオープンヘビー優勝の寺本は柔道の猛者として知られていて、昨年のJBJJF全日本で柔術デビュー以降、まだ無敗を誇る。
今大会では昨年のマリアナスプロジャパン王者&マリアナスオープン王者の岡明大に2連勝しての金メダル&トラベルパック獲得で、グアムでも好成績が期待できるだろう。
At the Marianas Pro Japan 2024, Kauan Tanino (Fukuzumi Jiu Jitsu) won the Adult Brown Belt title with a victory in the Open Heavy.
During the season of major IBJJF tournaments, Kauan spends a lot of time in San Diego, USA, training at Andre Gauvao's ATOS.
However, he was not competing in the IBJJF European Championships this year, so he entered tournament with a convincing win to earn the W Gold and a Travel Pack to Guam.
In the Adult Brown Belt Open Light tournament, Sho Saito, who competed in the Marianas Open last year, won a fierce battle to win the tournament and will be competing for the second year in a row.
In the adult purple belt division, local fighters were also active, with Sendai's Kenshin Kumada winning the open light belt and Osaka's Yuki Teramoto winning the open heavy belt, both of whom will be competing in the Marianas Open for the first time.
The open lightweight champion Kumada, won by sub his all matches in tournament.
Also Teramoto, the Open Heavy champion, is known as a fierce competitor in Judo, and is still undefeated since his Jiu Jitsu debut at the JBJJF All Japan last year.
He won the gold medal and got travel pack by defeating last year's Marianas Pro Japan champion and Marianas Open champion Akihiro Oka twice in a row at this year's tournament, so we can expect good results from him in Guam as well.
アダルト茶帯オープンライト決勝戦は斉藤晶(INFIGHT JAPAN)と田中翔馬(パラエストラ岐阜)の対戦。本戦で決着つかずでサドンデスに突入し、ここで膠着のペナルティが田中に入って斉藤が勝利となった。
斉藤は昨年のマリアナスオープンにも出場しているが惜しくも優勝ならず。2度目の参戦で賞金獲得なるか。
カウアン・タニノ(福住柔術)がオープンヘビー決勝戦で田中大成(IGLOO)をボトムポジションからの腕十字で一本勝ち。スーパーヘビーのワンマッチ決勝戦でも勝利しており、2つの金メダルとトラベルパックを手にしている。
アダルト紫帯オープンライト優勝の熊田堅信(Sendai Jiu Jistu Academy)はこのトーナメントの全試合を一本勝ちで優勝。持ち前の極め力を遺憾なく発揮している。
寺本裕基(パラエストラ天満)はアダルト紫帯のヘビーとオープンヘビーで岡明大と2度対戦し2連勝でWゴールド。柔道から柔術に転向してからまだ負けなしでグアムに乗り込んでいく。
マスター1黒帯オープンヘビーで優勝したトーマス・ミッツ(CARPE DIEM JIYUGAOKA)はコロナ禍以前にマリアナスオープンに出場経験がある。今トーナメントを制し、久しぶりのグアムに心を躍らせていた。
マスター3黒帯オープンライト優勝のホジェリオ・クリスト(EVOX BJJ)は昨年に引き続きマリアスプロジャパン優勝&マリアナスオープン参戦。昨年はマスター3でマスター1のトーナメントに出て優勝している。
ヨースキ・ストー(Impacto Japan)はマスター3黒帯オープンヘビーで優勝してトラベルパック獲得。ヨースキもグアムの常連でレフェリー&選手として今年も参戦が決定した。