石井晴「早川先生が見ているほぼ全部の大会で優勝できている」

いよいよ開催間近となったIBJJF主催の世界大会、ムンジアル。

大会は5月30日～6月2日の4日間、ロサンゼルスのロングビーチにて開催され、日本から多数の選手が出場予定となっている。

昨年には待望のIBJJFアジアが再び開催されるようになり、そこで活躍した黒帯たちがムンジアル出場を果たすのが最大の注目だ。

また黒帯だけでなく色帯選手たちも国内トップ選手がこぞって参戦しているので、今回はそのトップ色帯の筆頭ともいえる石井晴（トライフォース）のインタビューを紹介したい。

石井は昨年のムンジアルに紫帯で初出場したが、初戦を突破も2回戦負けで世界の壁を体感した。

そして今年は茶帯を巻き、JBJJF全日本オープン王者として二度目のムンジアルに挑戦する。

その石井に試合を控えての心境などを聞いてみた。

──トライフォースの石井晴選手です。この間のJBJJF全日本オープン、優勝おめでとうございます。その試合の感想からお願いします。

石井：初戦で渋澤選手にアドバンでだいぶ差をつけられて負けちゃったんですけど、気持ちを作り直してリベンジすることができて、とりあえずワールド前に弾みができてよかったと思ってます。

──決勝戦、レフリー判定ということだったんですけども、試合の内容的にはどうだったんでしょうか。

石井：自分的には結構攻めてたから、レフェリー判定になっても勝てるかなと思ってたんですけど、最後に危ういシーンがあったので割とドキドキでした、最後まで。

──そして、もうムンジアル直前になってます。今までどういった練習をしてきたんでしょうか。

石井：普段の練習、昼のコンペ練もそうなんですけど、日曜日に早川先生に監督してもらって、シチュエーションスパーとか、今まで以上に取り組んできたので、各シチュエーションにおいて今まで以上にいい練習ができてきたなと思ってます。

──ムンジアルにどういったイメージあるでしょうか。

石井：去年、紫帯で出させてもらったんですけど、やっぱりみんな強いと思うので、初戦から頑張っていきたいなと思います。

──このムンジアル、黒帯で芝本選手、澤田選手、同じルースターの先輩たちが出ます。それについてはどうでしょう。

石井：いつも練習している先生方、先輩方と一緒に出れるのはすごく嬉しいです。少しでもいい結果を残して、黒帯の先輩たちにつなげていきたいなと思ってます。

──今回のムンンジアルはトライフォースの早川代表も来られる予定ですね。

石井：はい、早川先生が見ている目の前の試合だと、実はほぼ全部の大会で優勝できているので、今回もいい結果を残せるように頑張ってきます。

──ムンジアルに向けての意気込みをお願いします。

石井：茶帯を巻いて頂いてからすぐの世界大会なんですけど、表彰台以上の結果を目指して頑張っていきます。応援よろしくお願いします。