全日本ノーギオープンはアダルト紫で有松息吹がWゴールド!団体表彰はカルペディエム三田に!!
全日本ノーギオープンはアダルト紫で有松息吹がWゴールド!団体表彰はカルペディエム三田に!!
JBJJF 全日本ノーギ柔術オープン

4月13日(日)、神奈川県・横浜武道館では、JBJJF「全日本ノーギ柔術オープントーナメント」が行われた。
国内ではノーギよりも道着の参加者が多い傾向にあり、今大会でも成立した全62のトーナメントのうち、およそ半数がワンマッチに。その上、参加者が最も多かったトーナメント・カテゴリーは9名(青帯と紫帯のオープン)と規模感こそ小さく感じられたが、それでも熱量のこもった同大会では、アダルト黒帯・茶帯・紫帯で注目選手らが多数出場し、しのぎを削った。
まず、アダルト黒帯では、トライフォースの澤井雅登がライトフェザー級三つ巴戦を制している他、ミドル級は、カルペディエム青山の鈴木真がワンマッチ決勝戦を勝利した。

また、アダルト茶帯は、カルペディエム青山の時任飛鳥がライトフェザー級で優勝。決勝は、カルペディエム芦屋の伏見達之介と対戦している。
同フェザー級はパラエストラ吉祥寺の長谷佑馬が、同ライト級はカルペディエム芦屋の為房虎太郎がそれぞれ優勝。階級(ライト級)で3位となったカルペディエム三田の鈴木太陽は、無差別級にも出場すると、その決勝で大嶋聡承をレフェリー判定で下している。

アダルト紫帯フェザー級は、カルペディエム芦屋の新星・木村鯉斗が3試合を勝って優勝。同ライト級は、決勝で伊集龍皇を破った山口源樹(今成柔術)が制し、同ミドル級はシードのダシルバ英樹(パラエストラ吉祥寺)が優勝した。
アダルト紫帯で最もインパクトを残したのは、20歳の有松息吹(藤田柔術)だろう。
昨年の同大会を制している有松は、ミディアムヘビー級の三つ巴戦決勝で村岡倫行(トライデントジム)を相手にアナコンダチョークでタップを奪い、無差別級でも安定した強さを見せ、Wゴールドに輝いている。

なお、アカデミー表彰の結果は、以下の通り。鈴木に加え、マスターのメンバーらが多数奮闘したカルペディエム三田が団体1位に輝いている。
1. カルペディエム三田
2. トライフォース柔術アカデミー
3. パラエストラ吉祥寺