【メディアディレクターコラム】 第3回「英語できる?できない?」
【メディアディレクターコラム】 第3回「英語できる?できない?」
Column
今週末に名古屋で開催される「マリアナスプロジャパン」の主催&運営チームがグアムから来日中だ。
今週はずっとこのチームのアテンドであちこち行っており、行く先々で選手のインタビュー動画を撮って「マリアナスオープン」のInstagramアカウントにアップされている。
そのインタビュー動画だが、日本人選手も英語で受け答えせねばならず、その応答に四苦八苦している。
かくいう自分もその1人で、選手としてではなくメディアチームの一員としてインタビューされ答えさせて頂いた。
一応事前にインタビューされることは聞かされていて、いつものように安穏と「まー大丈夫でしょ」と思って準備もなくぶっつけ本番で挑んだら、これがまた酷いもの。
あー、とかえー、とか、とにかく狼狽えてるのが丸わかりな情けないインタビューになってて、正直見られるのも恥ずかしいレベルなのだが、ここでは恥を忍んで見て頂きたい。
こんな感じで英語でのインタビュー動画の受け答えになってるが、とりあえず編集のおかげでなんとか見れるレベルには仕上げてもらえて何より。
ある程度は英語ができると自負してる自分でさえこの出来なんだから、その他の人たちは推して知るべし。
何がいいたいかというと、このレベルでも「英語ができる」と言っていいんじゃない?ってこと。
実際にこの程度の英語レベルでも日常会話や海外渡航時に困ったことはないし、有り難いことに海外の仕事の依頼や選手のブッキングもお手伝いさせて頂いている。
そして日本人は謙虚なのかなんなのか、ある程度は話せたとしても「ボク話せません!」みたいにビビってたじろいでる場面も多々ある。
日本では義務教育で英語やってるんだから、日常会話レベルの英語はできて当たり前と思うし、実際にそういう場面がきたら、なんとかコミュニケーションは取れてるのに、口では「話せない」という。
これ、まったく謎である。
逆に海外の方でこっちが日本人だとわかると「オレ日本語できるぜ!コニチワ!オイシー!アリガトー!どうだ、オレの日本語うまいだろ」なんて得意満面。
おい、それ単語並べてるだけで会話になってないだろ!と思いつつも、本人は日本語ができると思い込んでて幸せそうだから、それでよし。
英語にしろ日本語にしろ、言葉ってのはお互いの意思の疎通を図るコミュニケーションツールなので、どんなにカタコトでも相手に通じればいいのだ。
そして英語はできないよりできてた方がいいのは当たり前で、もしこれを読んでるあなたが学生だったら他の教科はともかく英語だけはガチめに勉強しとくべし。
学生でなかったら月に1万ぐらいで英語が学べるオンライン英会話もいいようなので、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
英語できるといいことたくさんあるし、なによりも世界が広がることは間違いないのだから。