躍進著しい韓国からの刺客・ハンキョルが紫帯Ｗゴールド奪取

アジアカップの紫帯では韓国から参戦してきたセオがＷゴールドを獲得した。

いま韓国からは日本の大会に出場する選手たちがほぼ毎大会おり、そういった大会で好成績を残している。

日本の隣の韓国だけに割と気軽に来日して試合するというカジュアルな感じで変に気負った雰囲気もないのもいいのだろう。

韓国の柔術シーンの盛況ぶりは日本にも伝わってきており、高齢化が進んでいる日本とは違って若い選手たちが多いのも特徴で、若くイキのいい選手たちがどんどん育成されている。

アジアの中では柔術先進国として認識してされている日本ではあるが、うかうかしてると他国に抜かされる日もそう遠くないかもしれない。

アダルト紫帯ライトフェザーはCARPE DIEMの支部対決で福岡の城開晴と自由が丘の澁谷大輔の対戦になり、福岡・城開が勝利して優勝となった。

現在は仙台と自由が丘を行き来して銃をしている永尾澪（CARPE DIEM SENDAI）がアダルト紫帯フェザーで優勝。着実に実力を伸ばし大会でも好成績を残している。

アダルト紫帯ライトで優勝したセオ・ハンキョル（Asm BJJ）は決勝戦で日系ブラジリアンのハファエル・ヤマシタ（Impacto BJJ）を、準々決勝で日本人の田村勝輝(CARPE DIEM ASHIYA)を連破し国際戦を制した。

アダルト紫帯オープンクラス決勝戦はライト優勝のセオ・ハンキョル（Asm BJJ）とミディアムヘビー優勝のグスタボ・ツボネ（INFIGHT JAPAN）の対戦でセオが優勝しＷゴールドに輝く。

加藤聡志（GSB）が優勝のアダルト茶帯ライトフェザーは決勝戦で長田哲輝（パラエストラ岐阜）からポジションを奪いまくり12-2で圧倒した。

トップ茶帯の1人である山下健士（Jiu Jitsu Gym Trinity）はアダルト茶帯ライトの３人巴戦で優勝。決勝戦はイバン・ロドリゲス（RRT）から絞めを極めて一本勝ち。

アダルト茶帯ミディアムヘビーはロドリゲス・カズユキ（TREE BJJ）とデヴィッド・ヌネス（INFIGHT JAPAN）の日系ブラジリアン対決。試合はロドリゲスがパスなどを決めて7-2で勝利。

アダルト茶帯オープンクラス優勝はベテランの乗次秀彦（バッファロー柔術）で,準優勝はライト優勝の山下健士（Jiu Jitsu Gym Trinity）。３位はライトフェザー優勝の加藤聡志（GSB）となった。