女子アダルト黒帯は山田海南江&髙本奈月が日本人対決を一本勝ちで制して優勝
女子アダルト黒帯は山田海南江&髙本奈月が日本人対決を一本勝ちで制して優勝
SJJIF WORLD 2024
SJJIFワールドはれっきとした世界大会だが、女子のアダルト黒帯カテゴリーには海外選手の参戦は多くなかった。
階級もオープンクラスを含めて4階級のみの開催で、9階級が行われた男子に比べると半数以下となっていた。
そしてライトフェザーとフェザーはともに日本人同士の決勝戦となり、ライトフェザーは出場予定だったマイサ・バストスが体調不良で欠場し、フェザーは中国人と日本人2人の3人巴戦。
ライトフェザーはワンマッチ決勝戦でフェザーは中国人選手に勝った日本人2人の決勝戦で、どちらも一本決着で終わっている。
またミディアムヘビーとオープンクラスで優勝しWゴールドを獲得したフェルナンダ・クリストは現在は海外を拠点にしており、いまや海外組といってもいい選手だ。
過去には2年連続でムンジアルで3位入賞した実績もあるだけに、SJJIFワールドでもその強さは際立って終始余裕のある試合ぶりで容易に2階級制覇を成し遂げた。
また女子アダルト茶帯ではフェザーで優勝したヘナータ・ハルミとライト優勝の中山有加がオープンクラス決勝戦でチャンピオン対決を行い、この試合では中山が一本勝ちで優勝、ライト&オープンクラスのWゴールドを獲得している。
女子アダルト黒帯ライトフェザー決勝戦
山田海南江 / IGLOO
vs
村上彩 / CARPE DIEM MITA
マイサ欠場により日本人同士のワンマッチ決勝となったこの階級は1:51 絞めを極めた山田が一本勝ちで優勝。
女子アダルト黒帯フェザー決勝戦
高本奈月 / TATORU
vs
菅里実 / CARPE DIEM MITA
中国人選手に勝って決勝に勝ち上がった高本と菅の日本人対決は5:53 腕十字で高本に凱歌が上がる。
女子アダルト黒帯ミディアムヘビー決勝戦
フェルナンダ・クリスト / EVOX BJJ
vs
レベッカ・アンナン / アリアンシ・セントジョーンズ
海外から一時帰国して参戦してきたフェルナンダがアメリカから参戦のレベッカからパスガードするなどして5-0で勝利。
女子アダルト黒帯オープンクラス決勝戦
フェルナンダ・クリスト / EVOX BJJ
vs
レベッカ・アンナン / アリアンシ・セントジョーンズ
ミディアムヘビーとオープンクラスの2連戦だったフェルナンダとレベッカの対戦はオープンクラスはエゼキエルでフェルナンダが一本勝ちしている。
女子アダルト茶帯フェザー決勝戦
ヘナータ・ハルミ / INFIGHT JAPAN
vs
王胤一 / TOP BROTHER CHINA
レフェリーの判定に不服だった王が執拗に抗議を続け、最終的にはDQでヘナータの反則勝ちになった。
女子アダルト茶帯ライト決勝戦
中山有加 / Yawara
vs
チェルシー・レトマイヤー / グローバル柔術アカデミー
柔道から柔術に転向して以来、国内ではカロリーナ・クワハラ以外には負けたことがない中山が今大会でも圧勝し、チェルシーからも一本勝ちで優勝。
女子アダルト茶帯オープンクラス決勝戦
中山有加 / Yawara
vs
ヘナータ・ハルミ / INFIGHT JAPAN
フェザー優勝のヘナータとライト優勝の中山のチャンピオン対決は腕十字で中山が一本勝ちでWゴールド獲得を決めている。