高度な攻防、互角の展開... 注目グラップリング戦はタイ・ルオトロに軍配
高度な攻防、互角の展開... 注目グラップリング戦はタイ・ルオトロに軍配
ONE Fight Night 23
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7月6日(土)、タイのルンピニー・スタジアムで開催された「ONE Fight Night 23」では、サブミッション・グラップリングでタイ・ルオトロとジョセフ・チェンによるキャッチウェイト(186ポンド)戦が行われた。
グラップリング界で頭角を現す19歳・ジョセフのセコンドには、岩本建汰の姿も。試合は立ちの組手争いでスタート。ジョセフは2on1を、タイは首相撲でジョセフの首を抱えようと試みる。
開始3分、タイは投げを狙ったが、ジョセフもすぐに体勢を立て直す。すると、タイはタックルでジョセフをテイクダウン。バタフライガードのジョセフに対し、タイは足首を抱えようとした。
上のタイは、ジョセフの片足を踏んでノースサウスを伺ったが、ジョセフもすぐに反応し、スイープを狙う場面も。それでも、飛び込むように膝を入れていくタイに対し、ジョセフは足を絡めて潜りながら足関節を仕掛けたが、タイも素早く反応する。
続けてジョセフは、Kガードから逆向きのクローズドガードへ。タイがやや防戦となった残り20秒、タイの膝裏に足をフックしたジョセフは、シングルXのような形から足関節のセットアップにいったが、ここでもタイはすぐに回ってディフェンス。トップからアタックを続けたタイと、ボトムから足関節を狙い、終盤に見せ場を作ったジョセフ。高度な攻防を淡々と続けた両者による互角の10分間が終わると、判定は3-0でタイに軍配があがった。
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(C) ONE Championship