須藤拓真が竹内稔を撃破し王座戴冠!「ベルトは強い選手とやる通行手形」
須藤拓真が竹内稔を撃破し王座戴冠!「ベルトは強い選手とやる通行手形」
Breakthrough Combat 03

Photo by Satoshi Narita/PROGRESS
2月26日(水)、都内では「Breakthrough Combat 03」が開催され、メインイベントでは、竹内稔 vs 須藤拓真のProgressフェザー王座決定戦(5分3ラウンド)が行われた。
上久保周哉が返上した同王座を争うのは、アナコンダチョークに代表される絞めや首系の関節技を得意とする"首狩り"竹内と、"レッグハンター"、"足狩り"須藤だ。
互いに確固たるスタイルを持つ両者による、柔術家&グラップラー必見の一戦。組手争いからスタートすると、竹内がダブルレッグからシングルレッグのコンビネーションで先制、最初のダブルで須藤がすぐに立ったため、この時点でポイントは4-1となった。
その後は、上を取った竹内に対し、下から三角や十字を仕掛けていく須藤という図式で1ラウンドが終了した。
2ラウンド。引き込みからスイープのような形で上をとった須藤は、相手の足を取りかけたが、竹内もすぐに足を抜き、須藤も深追いはしなかった。
すると、起き上がって須藤をケージに押し込んだ竹内には、リバーサルで2ポイントが追加される。しかし、須藤はアームサドルから竹内の足を取りにいき、これを引き抜いた竹内は再び上をとったが、ここで須藤は三角絞めをセットアップ、三角十字にスチッチして竹内からタップを奪った。

Photo by Satoshi Narita/PROGRESS
3ラウンド3分27秒で須藤が勝利し、新王者に。試合後にベルトを巻くと「ベルトは強い選手とやる通行手形」と前置きしつつ、「海外の強い選手を呼んでほしい」とリクエスト。大会後はボーナス70万を手にした。