エリックの仕掛けを凌ぎ切った神龍誠が、4-1のポイント勝ち
エリックの仕掛けを凌ぎ切った神龍誠が、4-1のポイント勝ち
Breakthrough Combat 03

Photo by Satoshi Narita/PROGRESS
2月26日(水)、都内会場では「Breakthrough Combat 03」が開催され、第3試合では、注目のグラップリングマッチ、神龍誠とエリック・メネギンによる60キロ契約戦(Progressルール/5分2ラウンド)が行われた。
RIZINで戦う神龍は、昨年こそ扇久保博正、ホセ・トーレスに連敗を喫しているが、その実力や高い身体能力は本物。対するエリックは、昨年のKITトーナメント優勝をはじめ、数々の柔術大会を制してきた国内トップクラスの柔術家だ。
まさにMMA対BJJの図式となった一戦。試合は、身長で11cm高いエリックが下をとり、神龍に2ポイントが入る形でスタートした。
神龍をクローズドガードに入れたエリックは、神龍の腕を流してバックを取りかける。しかし、神龍はこれを許さず。クローズドガードに戻ったエリックは、半身になって次の一手を狙いつつ、クローズドガードを解いて立ち上がり、1ポイントを獲得した。
2ラウンド。初回と同様、エリックがすぐに下をとったことで神龍には2ポイントが追加された。
バタフライフックを作ったエリックは、クローズドガードに入れると、ヒップスローで神龍を崩し、電光石火の速さで三角絞めをセットアップした。

Photo by Satoshi Narita/PROGRESS
しかし、神龍はこれを逃れると、その後も、再三に渡るエリックの仕掛けを凌ぎ切り、試合はタイプアップに。最後は、ポイント4-1で神龍の勝利となった。
試合後、神龍は「柔術のトップ選手ということで、うまかったし、行きすぎると取られる」などと感想を述べると、今後の目標を「寝技もしっかり強くなって、今年のRIZINフライ級トーナメント優勝します」と話した。

Photo by Satoshi Narita/PROGRESS