群馬の日系ブラジリアンコミュニティで開催「ASJJF KITA KANTO OPEN 2024」
群馬の日系ブラジリアンコミュニティで開催「ASJJF KITA KANTO OPEN 2024」
ASJJF KITA KANTO OPEN 2024
昨年秋に初開催されたASJJF主催の群馬大会「KITA KANTO OPEN」は日系ブラジル人のコミュニティがある大泉で行われている。
会場のいずみ総合公園体育館があるエリアでは広場でバザーやフードカーなどの出店もあり、さながら小さなお祭り的な趣きもあった。
今回は2回目の大会開催になったが、早くも時間開催も決まっており、次は10月に「いずみ柔術フェスティバル」として行うという。
その大会では今大会以上に大会以外の部分での“お祭り感”を増やし、柔術で町おこしをしていきたいとの行政の思惑もあり、さらに大規模な大会となる見込みとのことだ。
今大会もそういった日系ブラジル人のコミュニティにあるジムから多数の選手たちが出場して盛況だった。
今回はあえて青帯や紫帯の新鋭たちの試合に焦点を当ててレポートしていきたい。
アダルト青帯ルースター決勝戦
×佐野嶺 / OVERLIMIT BJJ
vs
○ヒカルド・ミヤサト / INFIGHT JAPAN
軽量級ならではの素早い動きで攻めまくったヒカルドが相手の飛びついての送り絞めで見事な一本勝ち。
アダルト青帯ライトフェザー決勝戦
×ルーカス・ナラザキ / チェックマットジャパン
vs
○エンゾ・ヤマザト / カーロストヨタBJJ
キッズチームの中でも精鋭ぞろいのカーロストヨタBJJのエース格のエンゾはアグレッシブに攻めまくって最後は絞めで極めた。
アダルト青帯フェザー決勝戦
○中島琉輝 / AXIS
vs
×岡田力哉 / MASTE JAPAN TOKYO
今大会の最速一本勝ちだったこの試合は中島がテイクダウンから腕十字を極めて秒殺した。
アダルト青帯ライト決勝戦
×サムエル・ラファエル / Impacto BJJ
vs
○マテウス・タロウマル / INFIGHT JAPAN
日系ブラジリアンの若手対決はマテウスが一方的に攻めまくって15ポイントを獲得し、15-0という圧倒的な内容で制した。
アダルト紫帯ライトフェザー決勝戦
○ジオゴ・タダ / INFIGHT JAPAN
vs
×今井拓磨 / ねわざワールド宇都宮
チームメイトの大声援の中で奮闘したジオゴはポイントの奪い合いになる接戦を9-4で勝利して金メダル獲得。
アダルト紫帯ミドル決勝戦
×ピッサニ・クリストファー / Impacto BJJ
vs
○ジョルダン・ササキ / チェックマットジャパン
スタンドの攻防が続き、なかなか試合展開がない中、テイクダウンに成功したジョルダンが2-0で辛勝。
アダルト紫帯ミディアムヘビー決勝戦
○大槻泰生 / Sendai Jiu Jitsu Academy
vs
×グスタボ・ツボネ / INFIGHT JAPAN
仙台から遠征して参戦の大槻がパスガードしサイドポジションからのハンマーチョークを極めてタップを奪った。
アダルト紫帯オープンクラス決勝戦
×大槻泰生 / Sendai Jiu Jitsu Academy
vs
〇グスタボ・ツボネ / INFIGHT JAPAN
階級別では一本負けしたグスタボがオープンクラスでは三角絞めを極めてリベンジして優勝を果たす。
女子アダルト青帯フェザー決勝戦
○ニコリー・セキタニ / セキタニ柔術アカデミー
vs
×野村優実 / トライフォース
相変わらずの強さだったニコリーはレアな決まり手の後三角絞めで一本勝ちで勝利。オープンクラスは対戦相手が棄権して戦わずしてWゴールドとなった。
ジュブナイル青帯オープンクラス決勝戦
○中島琉輝 / AXIS
vs
×ジョアオ・コバヤシ / カーロストヨタBJJ
階級別はアダルトに出ていた中島だがオープンクラスはジュブナイルに出場し、全試合一本勝ちで優勝、Wゴールドを手にした。