ASJJF初開催のアジア杯でジエゴ・エンリケが鮮やかな秒殺一本勝ちで優勝
ASJJF初開催のアジア杯でジエゴ・エンリケが鮮やかな秒殺一本勝ちで優勝
ASIA CUP 2024
ASJJFが初開催したアジアカップは大会名通りに日本のみならず近隣諸国から多数の参戦があり、国際色豊かな大会となった。
今秋にはASJJFがこれまで開催していたアジアオープンに加え、ASJJFの上位組織であるSJJIFの世界大会も日本で開催予定で、この柔術大会の国際化は加速していく勢いだ。
そんな今大会では黒帯の試合が盛況で、アダルトやマスターで名のある選手たちが覇を競い合った。
ASJJF ASIA CUPの大会レポート、まずは黒帯の試合から紹介していきたい。
アダルト黒帯ライトのワンマッチ決勝戦は東京から参戦のジエゴ・エンリケ(CARPE DIEM MITA)がバックから絞めを極めて柴田宏太(Impacto BJJ)から1分ほどで一本勝ちで優勝。
アダルト黒帯オープンクラスは階級別は欠場しオープンクラスにのみ出場の荒井勇二(Over Limit BJJ)が3試合に勝利して優勝。決勝戦は渡邊隆弘(パラエストラ岐阜)に判定勝利。
今大会の前日に開催されたマリアナスオープンでもWゴールドだったマーシオ・メデイロス(Impacto BJJ)がマスター1黒帯ライト&オープンで優勝し、2日間で4つの金メダルを獲得。
マスター2黒帯フェザーのワンマッチ決勝戦は加古拓渡(GSB)とルーカス・タヒラ(EVOX BJJ)で、試合は加古がトーホールドで一本勝ちで優勝を果たす。
昨年のASJJFランキング1位のチアゴ・トサワ(Impacto BJJ)は今年も絶好調。マスター2黒帯ミドルのワンマッチ決勝戦で奥澤耕輔(吹田柔術)から勝利、勝ち誇ってこのポーズだ。
マスター2黒帯Wゴールドはランジェル・ホドリゲス(RRT)。ミディアムヘビーとオープンクラスを制して2つの金メダルを獲得。また今大会からDUMAUのドーギスポンサーもゲット。
最近また試合に出るようになってきた嶌崎公次(Evermove)がマスター3黒帯ライトで優勝。決勝戦は田端祐介(パラエストラ守谷)から絞めを極めて一本勝ち。
マスター4黒帯フェザー決勝戦は日韓戦に。日本の生田誠(トラスト柔術アカデミー)と韓国のキム・ミンウク(Over Limit BJJ Korea)の対戦で生田が制した。
古川貴義(CARPE DIEM NAGOYA)と吉永博之(パラエストラ大阪)の間で争われたマスター5黒帯フェザー決勝戦は古川が勝利して優勝を決めている。
「ASIA CUP 2024」
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