澤田伸大、ASJJF主催大会初参戦で優勝&韓国人選手が活躍
澤田伸大、ASJJF主催大会初参戦で優勝&韓国人選手が活躍
TOKYO INTERTNATIONAL 2024
4/6-7の2日間に渡り、東京・錦糸町の墨田区総合体育館で開催されたASJJF主催の「トーキョーインターナショナル2024」。
会場に向かう道すがらには桜が満開で花見客で賑わう中、体育館では数多くの柔術家たちで盛り上がっていた。
今大会はアダルト、キッズ、マスター、ノーギの4大会を同時開催し、初日の4/6(土)はキッズとアダルト、2日目の4/7(日)はノーギとマスターの試合が行われている。
アダルトでは最近の大会の傾向と同じく黒帯はルースターのワンマッチのみ、茶帯もオープンクラスの1カテゴリーのみという少ない試合数となっていた。
その中で茶帯と紫帯のオープンクラスを制したのが韓国から参戦してきた選手たちで、韓国勢の躍進ぶりは最近のどの大会でも結果を残しているので周知のの通り。
これからもこの流れは続いていくものと思われるだけに日本勢の巻き返しにも期待したい。
アダルト黒帯ルースター決勝戦
澤田伸大 / トライフォース
vs
柴田宏太 / Impacto BJJ
今大会で唯一行われたアダルト黒帯マッチのルースターワンマッチ決勝戦は、ASJJF主催大会初参戦の澤田がスイープ&マウントで先制し、スイープを許しながらも9-2で圧勝した。
アダルト茶帯オープンクラス決勝戦
ク・ブンチョル / Team Roots Korea
vs
萩原大揮 / Relaxin' BJJ
クも萩原もオープンクラスのみの試合となり、1回戦はともの一本勝ちで決勝戦進出。この試合ではブルドッグニーバーを極めたクが一本勝ちで優勝を決めた。
アダルト紫帯ライトフェザー決勝戦
イ・ヒュンセウン / Jiu Jitsu Land
vs
坂田瑞希 / BLAZE BJJ
準決勝を一本勝ち、この決勝戦も37-0という大差をつけての勝利となったイ。最近の大会での韓国人選手の活躍ぶりは目を見張るものがある。
アダルト紫帯フェザーはワンマッチ決勝戦でジョン・ドングェとキム・パンスンのアラバンカ・コリアのチームメイトで試合せずでクローズアウト。優勝はジョンとなった。
アダルト紫帯ミドル決勝戦
中田嵐 / さくら柔術
vs
ヨンジュン・ドゥ / WIRE Jiu Jitsu
今大会では韓国勢が猛威を振るう中、この階級は日本人選手が優勝。サドンデスの接戦を柔道仕込みのテイクダウンで中田が制した。
アダルト紫帯オープンクラス決勝戦
ヨンジュン・ドゥ / WIRE Jiu Jitsu
vs
レオナルド・マサト / RRT
茶帯に続き、紫帯のオープンクラスも韓国人選手が優勝。日系ブラジリアンの強豪であるレオナルドから三角絞めを極めて一本勝ちで金メダル獲得。
アダルト青帯オープンクラスを制したのは井上理久(ストライプル茨城)。長く柔道に専念していたが柔術にも復帰し、今大会ではフェザーとオープンクラスを制してWゴールド獲得。
女子アダルト青帯Wゴールドは柳朝海(MASTER JAPAN TOKYO)。ライトとオープンクラスの決勝戦で香港から参戦してきたジュリアンナ・バルガス(CARPE DIEM HONG KONG)に2連勝で2階級制覇。