アジア茶帯はAOJ3選手が揃って優勝、女子オープンはINFIGHT JAPANでクローズアウト
アジア茶帯はAOJ3選手が揃って優勝、女子オープンはINFIGHT JAPANでクローズアウト
IBJJF ASIA 2024
IBJJFアジアのアダルト茶帯は男女ともAOJから参戦した選手たちが猛威を振るっていた。
まずは茶帯ライトで優勝したグスタボ・オガワは今年のムンジアルの茶帯フェザーで優勝した勢いそのままに一時帰国で今大会に参戦。ナチュラルウエイトのライト級で圧勝しての優勝だった。
そして女子のライトフェザーではミアとアシュリー、双子のフネグラ姉妹の姉・ミアが優勝し、フェザーは日系アメリカ人のローレン・ハナコ・ソグネフェストが優勝している。
ムンジアルではミアは紫帯ルースターで優勝しているが、ローレンは茶帯ライトフェザーで準優勝に終わっており、今大会が再起戦だったが、決勝戦を絞めで一本勝ちし、見事に金メダル獲得となっている。
海外勢の活躍ぶりが目立っている中、日本人選手の福島聖也がフェザーで優勝し、ヘビーでは乗次秀彦がそれぞれ優勝を果たした。
この福島も乘次もムンジアルでは入賞ならずだったが、母国・日本での大会で海外から参戦してきた選手を相手に決勝戦で勝利して結果を残し、次なるステップへ弾みをつけたといっていいだろう。
また女子オープンクラスではカロリーナ・クワハラとヘタータ・ハルミのINFIGHT JAPANの女子ツートップで決勝戦をクローズアウトし、その表彰台でカロリーナが黒帯昇格となった。
INFIGHT JAPANは2001年の創設から20年を超える老舗ジムだが、生え抜きの女子選手で黒帯昇格はこのカロリーナが初めて。
それだけに黒帯を授与したINFIGHT JAPAN代表のヘナート・シウバも感慨深げな表情だった。
アダルト茶帯ルースター決勝戦
石井晴 / トライフォース
vs
大黒喬士 / トライフォース
トライフォース同士の決勝戦はクローズアウトせずガチ試合で挑み、スイープした石井が2-0で勝利。
アダルト茶帯ライトフェザー決勝戦
サ・ジョンス / Jiu Jitsu Rim
vs
イ・グンジュ / アリアンシ
50/50の攻防からクラブライド→絞めのコンビネーションで極めたジョンスが韓国人対決を制した。
アダルト茶帯フェザー決勝戦
福島聖也 / CARPE DIEM SHIYA
vs
アルジュナ・ブラウン / アメリカンJJシンジケート
ムンジアルでベスト8だった福島が国内復帰戦に挑み、決勝戦でハーフガードのトップポジションからヒザを極めるブルドッグニーバーで鮮やかな一本勝ち。
アダルト茶帯ライトで優勝したのはグスタボ・オガワ(AOJ)はムンジアルで優勝して凱旋帰国してアジア参戦。ナチュラルウエイトのライトでも余裕の試合ぶりで圧勝した。
アダルト茶帯ヘビー決勝戦
乗次秀彦 / バッファロー柔術
vs
キム・デウォン / ブラザCTA
ムンジアルでは振るわなかったが帰国して参戦したアジアでは悲願の優勝。決勝戦は韓国人選手に4-2で勝利した。
アダルト茶帯オープンクラス決勝戦
ジョシュア・ジョン・オールソップ / AOJ
vs
パク・ジミン / Six Blades JJ
海外勢同士のオープンクラス決勝戦は三角絞めを極めたジョシュがミディアムヘビー優勝と合わせてWゴールドを獲得。
女子アダルト茶帯ライトフェザー決勝戦
ミア・フネグラ / AOJ
vs
ミンジュム・フェイス・ロジャース / One Purpose BJJ
初来日のフネグラ姉妹の姉・ミアは決勝戦を21-0で大差の判定勝ち。極めきれずとも一歩的な試合展開で金メダル獲得。
女子アダルト茶帯フェザー決勝戦
ローレン・ハナコ・ソグネフェスト / AOJ
vs
ヘナータ・ハルミ / INFIGHT JAPAN
昨年に引き続きアジア参戦のローレンは久しぶりの試合出場だったヘタータ・ハルミから絞めを極めて一本勝ちして2年連続優勝。
女子アダルト茶帯オープンクラス決勝戦
カロリーナ・クワハラ / INFIGHT JAPAN
vs
ヘナータ・ハルミ / INFIGHT JAPAN
フェザー準優勝のハルミとライト優勝のカロリーナが決勝戦に勝ち上がってクローズアウト。優勝はカロリーナで表彰台で黒帯昇格。