終始落ち着いていたグラントが大嶋からキムラで一本
終始落ち着いていたグラントが大嶋からキムラで一本
GLADIATOR CHALLENGER SERIES01
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2月16日(金)、都内で開催された無観客配信大会「GLADIATOR CHALLENGER SERIES」では、Progressフォークスタイルグラップリングマッチとして、グラント・ボクダノフと大嶋聡承が88キロ契約で対戦した。
ALMA FIGHT GYM LIFEを主宰し、近年はRIZIN TRIGGERでの活躍も目覚ましい柔術黒帯のグラントに対し、5日後に誕生日を迎える16歳のグラップラー、大嶋。体重は大嶋がグラントを2キロ上回る86キロだった。
入場から笑顔を見せる大嶋と、落ち着き払った様子のグラント。序盤からお互いにタックルを狙うと、ハイクラッチのような格好で懐に飛び込んだ大嶋をグラントがすかして上になったところで、大嶋の引き込みと判断され、グラントに2ポイントが入った。
下になった大嶋は、チョイバーを狙っていくが、グラントは冷静に対処。2Rに入ると、グラントは、大嶋をダブルレッグでケージに詰めると、すぐさまその両足を抱えてテイクダウンを決める。
パスガードから上四方に移行したグラントに対し、大嶋は必死に動くが、グラントは巧みにポジションを変えて優勢を保つと最後は大嶋の顔を跨いでキムラアームロックを極めた。
Photo by GLADIATOR
試合後、今後の目標を訊かれたグラントは「2日前、MMAの戦績が4勝0敗になった夢を見ました」とMMA戦に意欲を示した。
<Progressフォークスタイルグラップリング88キロ契約5分2R>
〇グラント・ボクダノフ vs 大嶋聡承×
(2R3分16秒/キムラアームロック)