全日本紫帯フェザー級優勝・永尾澪「来年はまたムンジアルに挑戦しようと思う」
全日本紫帯フェザー級優勝・永尾澪「来年はまたムンジアルに挑戦しようと思う」
JBJJF 第25回全日本ブラジリアン柔術選手権
11月30日(土)、都内・武蔵野の森総合スポーツプラザでは、JBJJF「第25回全日本ブラジリアン柔術選手権」初日として青帯と紫帯のトーナメントが開催された。
初日に大きなインパクトを残した一人は、アダルト紫帯フェザー級を制した、カルペディエム仙台の永尾澪だろう。20名を超すトーナメントで4試合をフルに戦い抜き、優勝を勝ち取った。
試合直後、KINGZ JAPANアスリートでもある永尾に今大会を振り返ってもらった。
――全日本優勝おめでとうございます。
永尾:ありがとうございます。
――今大会を振り返って、感想を教えてください。
永尾:全試合一本は取れなかったので、目標は一本だったから悔しいんですけど、勝ち切れたので本当に嬉しいです。
――フェザー級は自分の適性階級なのでしょうか?
永尾:そうですね。減量なしのフェザーなんで。ちょっと落としたらライトフェザーいけるんですけど、フェザーのほうが調子がいいので、フェザーでよかったです。
――試合のほうはどうだったでしょうか?
永尾:4試合やって極めはゼロで、ポイントゲームでした。
――試合の感触は?
永尾:極めまでいける選手は、全日本ということもあって、みんな対策というか、極めまでいける展開にはならなかったんですけど、ポイントゲームでしっかり勝てたのでよかったです。
――練習はカルペディエム仙台とカルペディエム自由が丘を交互に行ってるようですが、どのような環境なのですか?
永尾:仙台はみんなフットロックとか50/50が上手くて強いので、ポジションスパーが上達できますね。東京に来ると、あまりやらない選手が多いのでそこで試合勘を覚えれると思います。
――これからも仙台と自由が丘を交互に練習していくのでしょうか?
永尾:今は三田や広尾にもお世話になっています。カルペディエムは支部もいっぱいあるので、そういうところもいいところなので、練習にお邪魔させてもらいながら、次の試合に向けて頑張りたいと思います。
――では、この1年振り返ってどうだったでしょうか?
永尾:ケガもしたりで、正直全部がうまくいったわけじゃなかったんですけど、最後に全日本で優勝できて良かったです。
――ちょっと早いですけど、来年の目標を教えてください。
永尾:来年はまたムンジアルに挑戦しようと思うので。現状では優勝とまでは正直言えないのですが、メダルに絡めるくらいの強さを見せて、その上で優勝まで狙っていこうと思います。