女子の黒帯決勝戦は全試合が一本決着。フェルナンダ・クリストがWゴールド達成
女子の黒帯決勝戦は全試合が一本決着。フェルナンダ・クリストがWゴールド達成
JBJJF 第25回全日本ブラジリアン柔術選手権
12月1日(日)、都内・武蔵野の森総合スポーツプラザでは、JBJJF「第25回全日本ブラジリアン柔術選手権」(二日目)が開催された。
今大会で行われた女子黒帯は3階級のみで、ライトフェザー、フェザー、そしてオープンクラスが行われた。
この中でフェザーだけがワンマッチ決勝で、その他は4人トーナメントが組まれている。
男子が充実したトーナメントだったことに比べると、その参加人数は寂しい限りではあるが、国内の女子黒帯は絶対数が少なく、それがアダルトのみとなったら尚更のことだ。
とはいえ、今大会に参加した女子黒帯のほとんどがマスターの年齢ながらアダルトに参戦しており、純粋なアダルトの年齢の選手はミレーナ・サクモトとフェルナンダ・クリストのみだった。
ちなみにこの2人がオープンクラス決勝戦を争い、フェルナンダ・クリストが腕十字を極めてミディアムヘビーの一人優勝と併せてWゴールドを獲得している。
競技人口が増えた日本のブラジリアン柔術シーンではあるが、男女比は9:1以下とも言われており、まだ女子の選手はそう多くないのが現実だ。
そんな女子黒帯だが、各カテゴリーの決勝戦は一本決着で終わっており、見応えのある試合が続出した。
試合数こそ少なかったが、素晴らしい試合が行われていたのは特筆すべきことだったろう。
女子黒帯ライトフェザー決勝戦はミレーナ・サクモト(ALMA FIGHT GYM HOMIES)が深津佐和子(ダムファイトジャパン)に3:56 絞めを極めて一本勝ち。
高本奈月(TATORU)と浦辺里香(トライフォース)のワンマッチ決勝戦だった女子黒帯フェザー決勝戦は1:23 腕十字で高本が秒殺一本勝利している。
日系ブラジリアンのフェルナンダ・クリスト(EVOX BJJ)とミレーナ・サクモト(ALMA FIGHT GYM HOMIES)の女子黒帯オープンクラス決勝戦。
試合は5:06 腕十字でフェルナンダが一本勝ちしてオープンクラス優勝を果たす。
フェルナンダはミディアムヘビーも一人優勝でオープンクラスと併せてWゴールドを獲得している。