新王者・竹内稔に訊く、想定していた試合内容とは?
新王者・竹内稔に訊く、想定していた試合内容とは?
GLADIATOR CHALLENGER SERIES01
2月16日(金)、都内で開催された無観客配信大会「GLADIATOR CHALLENGER SERIES」において、竹本啓哉とのProgressフォークスタイルグラップリング・フェザー級王座決定戦を制し、新王者となった竹内稔。休む間もなくLevel‐Gでの峯岸零弥戦やADCCトライアルが控える新王者にフィニッシュまでの流れや今後の戦いについて話を訊いた。
――まずは、Progressフォークスタイルグラップリング王座奪取、おめでとうございます
ありがとうございます。
――結果は見事な一本勝ちでした。「想定していた内容で勝った」と語っていましたが、どんな作戦だったのでしょうか?
1R前半で一本勝ちできるかなと想定しました。
作戦パターンとしてはケージに押し込まれる、ケージに押し込む、タックルにきた際にがぶってアナコンダチョークでフィニッシュすることを考えていました。
警戒してるのでタックルに来る可能性は低いかなと思ってましたが、タックルにきてくれたのでそのまま作戦を遂行できました。
Photo by GLADIATOR
――最初のアップライト気味の構えは、竹本選手のシングルを誘っていたのでしょうか?
特に誘っていたわけではないですが、タックルがきてもがぶれる自信があるので、あの構えになったのかもしれないです...。
――フォークスタイルグラップリングのルールは戦いやすいでしょうか?
壁を使って練習することが多いので、マットよりケージでの試合のほうが戦いやすいです。
ただ、ポイント制で自分がポイントゲッターではないので、その部分では不得意かもしれないです。
Photo by GLADIATOR
――次戦は、Level-Gでルールや時間(10分1本勝負)、契約体重も大きく変わります。試合間隔も短いですが、気にならないでしょうか?
少し体重は大きくなりますが、減量のストレスと負担がなく試合ができるので特に気にならないです。
――対戦相手となる峯岸零弥選手の印象は?
キッズのころから柔術をやっていたので、基礎がしっかりしており、テクニカルでなんでもできる印象です。
組んでみないとまだわからないですが、自分が一番苦手とするタイプの可能性が高く、かなりの強敵になると思ってます。
――そして、次戦の後はADCCトライアルへの出場を明言されていました。一旦はADCCトライアルが目標となりそうでしょうか?
一度はADCCの世界大会に出たいと思っており、それを一番の目標としています。
12年前にはじめてADCC予選に出場し、もしかすると日本人で一番予選に出ているかもしれないです。40歳手前で体力のピークは過ぎる頃なので、このレベルで戦えるのはあとちょっとだと思ってます。
なので、なんとか5月のタイ予選は勝ち抜きたいと思っています。
――では最後に次戦の意気込みをお聞かせください。
Level-Gは一本勝ちをしますので楽しみにしてください。
ADCC予選も勝ち抜き、ラスベガスへのチケットを獲得したいと思います。
――今日は、ありがとうございました。今後のご活躍、期待しております!