紫帯デビュー以来2大会連続優勝の中島琉輝「得意技の十字絞めをしっかり極めれたのは嬉しい」
紫帯デビュー以来2大会連続優勝の中島琉輝「得意技の十字絞めをしっかり極めれたのは嬉しい」
買取大吉 presents KIT10
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2月23日(日)、新百合21ホールで開催の『買取大吉 presents KIT10』。
今大会のプレリミナリーマッチに出場する中島琉輝(AXIS)は先月に紫帯デビューを果たし、これまで2大会に出場し、連続優勝中。
昨年は国内大会はいわずもがなで、SJJIFワールドやIBJJFアジアで優勝、さらにジュブナイル青帯でムンジアル3位入賞、AJPウランバートル優勝、マリアナスオープンではアダルト青帯のオープンクラスで優勝するなど、海外大会でも活躍した。
そんな数々の実績を残す中島が満を持してKITに初参戦し、ボンサイ柔術の若手の有望株であるラファエル・ユージ・ペレイラと対戦する。
この試合を控えた中島のインタビューを紹介する。
──紫帯になってからも2大会連続での優勝、おめでとうございます。
中島:ありがとうございます。紫帯になったことで、いままで試合をしていたジュブナイル青帯と変わって、相手がアダルトになったので、その部分でのフィジカル差やパワー差などが心配だったんですけど、実際に紫帯での試合を経験し一本勝ちできたのでよかったです。
──先月のASJJF「TOKYO WINTER」が紫帯デビュー戦で、その大会では決勝戦でマウントからの十字絞めで一本勝ちでした。クラシックなテクニックで一本勝ちしていたのが印象に残っています。
中島:あの技は昔から使っていて得意技でもあるので、しっかり極めれたのは嬉しいです。自分の先生が好きなテクニックで、それを教えてもらってからずっと使っています。
──中島選手の先生はAXIS代表の渡辺孝正さんですね。渡辺さんはヒクソン・グレイシーの黒帯であり、またヒクソンもマウントからの十字絞めを得意にしていました。その系譜を受け継いでいるといっていいかと思います。
中島:そう言ってもらえると嬉しいし光栄です。
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試合では絞技を多用する中島。クローズドやバック、マウントなど様々なポジションから極めていく。
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マウントからの十字絞めは簡単なようで難しい技。これをしっかりと習得しているのはAXISスタイルの証明だ。
──いま紫帯デビュー以来、「TOKYO WINTER」と「アジアカップ」の2大会連続優勝中で絶好調です。そして次戦は「買取大吉 presents KIT10」で、ここではプレリミナリーマッチでラファエル・ユージ・ペレイラとの対戦となります。
中島:「KIT」に出れることは嬉しいですが、いままでのようにはいかない難敵なので、作戦を考えてしっかりと一本勝ちでいるように練習していきます。
──対戦相手であるラファエル・ユージ・ペレイラの印象を教えてください。
中島:大きい相手にもガンガン攻めていくアグレッシブな選手という印象があります。かなり強い選手と思うので、油断せずに試合をしたいです。
──2人も若くて実績ある選手同士なので、いい試合になると思います。好勝負を期待しています。
中島:ありがとうございます。頑張ります。
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プレリミナリーマッチ
■紫帯フェザー
中島琉輝 / AXIS
vs
ラファエル・ユージ・ペレイラ / ボンサイ柔術
両者ともまだ10代の若き紫帯のイキのいい顔合わせが実現。2人とも極めが強い選手でアグレッシブさが売り。この対戦はノンストップマッチとなるだろう。
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