ハファエラ・アユミ、ニコリー・セキタニに悲願の勝利を果たす
ハファエラ・アユミ、ニコリー・セキタニに悲願の勝利を果たす
ASJJF CENTRAL JAPAN 2024
ASJJFは中部エリアでの大会開催が活発で、愛知県では愛知県武道館と青山記念武道館の2つで定期開催している。
だが愛知県武道館は来年の春から改修工事のため、1年間の予定で使用不可になるとのこと。
そのため、来年度はこれまで以上にこの青山記念武道館での大会開催の機会が増えていく見込みだ。
そんな今大会は2日間に渡っての開催で、初日はアダルトとマスター、ニ日目はキッズとノーギが行われている。
試合はASJJF主催大会のメンバーがずらりと顔を揃え、2024年の年度末大会の締めくくりとばかりに気合いの入った試合を見せていた。
そんな中で注目だったのは女子ジュブナイル青帯のニコリー・セキタニとハファエラ・アユミの対戦で、これまでアユミはニコリーに幾度となく挑むも、いまだ未勝利だった。
だが今大会ではついにアユミが、対ニコリー戦で初勝利を挙げ、いい形で2024年最後の試合を終わらせている。
アユミは来年度からジュブナイル青帯となり、満を辞してIBJJF主催大会に参戦していく。
まずは1月にポルトガルのリスボンで開催されるIBJJFヨーロピアンでIBJJFデビューとなり、そこでの試合ぶりに注目だ。
過去にニコリー・セキタニ(セキタニ柔術アカデミー)に対して未勝利だったハファエラ・アユミ(INFIGHT JAPAN)が初勝利。50/50からスイープし2-0で勝利して女子ジュブナイル青帯オープンクラスで優勝を果たす。
来年からジュブナイル1になるアユミは満を持して来年1月にポルトガル・リスボンで開催のIBJJFヨーロピアンに出場する。好成績を期待したい。
本来の年齢カテゴリーに相手が不在でマスター2に下げて出場の白木大輔(CARPE DIEM HOPE)だが、問題なくWゴールド。ヘビーとオープンクラスで優勝している。
マスター2黒帯フェザーはワンマッチ決勝戦。加古拓渡(GSB)がルーカス・タヒラ(EVOX BJJ)を三角絞めから腕を極めて一本勝ちで優勝。
ノーギは大会2日目の日曜日に行われた。アダルト黒帯はミドルの1試合のみで、マテウス・ヒロトミ(Impacto BJJ)が原浩之(NASCER DO SOL)からRNCでタップを奪った。
アダルト茶帯オープンクラスもワンマッチ決勝戦。黒谷善行(EVOX BJJ)がエンゾ・イハ(Impacto BJJ)にペーパーカッターチョークで極めている。
ラスベガスのシンプソン・ゴーのジムから参戦したオペラナ・カイモニ(シンゴーアカデミー)がアダルト茶帯ライトフェザーで優勝。2試合とも一本勝ちで決勝戦は三角絞めでニウトン・マコト(INFIGHT JAPAN)を秒殺。
今大会で紫帯初優勝したジュニオール・ナガセ(EVOX BJJ)。紫帯昇格後、3大会目でアダルト紫帯ル-スターで金メダル獲得。
アダルト紫帯ライトフェザーのワンマッチ決勝戦も一本決着。井田徠(Impacto BJJ)がジオゴ・タダ(INFIGHT JAPAN)から送り襟絞めを極めて勝利。
アダルト紫帯Wゴールドはグスタボ・ツボネ(INFIGHT JAPAN)。ヘビーとオープンクラスで優勝し、極めの強さを際立たせていた。
来年2月のプロ柔術「KIT10」参戦を控えるアナベラ・リンカ・ウォーカー(Leos Jiu Jitsu Academy)がまさかの一本負け。イザベラ・カドグチ(Impacto BJJ)に三角絞めからの腕十字で敗北を喫した。