ヨーロピアン&パン連続優勝のハファエラ・アユミ「高校に入っても学業と柔術をしっかり両立させたい」
ヨーロピアン&パン連続優勝のハファエラ・アユミ「高校に入っても学業と柔術をしっかり両立させたい」
IBJJF PAN 2025

先週末にフロリダ州オーランドで開催されたIBJJFパンで、女子ジュブナイル1青帯ヘビー級を優勝したハファエラ・アユミ(INFIGHT JAPAN)。
アユミは1月のIBJJFヨーロピアンでも優勝しており、IBJJF3大メジャー大会を連続優勝している。
続くはムンジアルとなるが、そのムンジアルまであと2か月で、今大会のことやこれからのことなどを聞いた。

──優勝おめでとうございます。まずは階級別の試合の感想からお願いします。
アユミ:1回戦目は自分より頭1つ分ぐらい背の高い、たぶんお父さんより大きいぐらいの子と当たって、アドバン2-1でギリギリ勝てました。決勝戦は自分の中でもいいパフォーマンスができて、すぐに相手を極めることができたので、満足できる試合内容でした。
──続いてオープンクラスのことを教えてください。
アユミ:相手は階級で優勝してて、ガードが強いというのがわかってたので、最初はいい感じに攻めることができてたんですが、試合終盤に三角絞めを極めかけられて、そのまま下になってしまって、2-4で負けました。最後に集中力を切らしてしまったのが敗因だと思うので、そこを改善していきたいです。
──今大会を優勝したことで、ヨーロピアンに続いて海外大会での連続優勝となりました。
アユミ:そうですね。やはり普段の練習の成果が出せたこともあるし、国内ではASJJFの大会によく出ていて、そこではジュブナイル青帯だけでなく、アダルト青帯でも試合ができるので、そこでレベルの高い試合がやれてることが大きいと思います。この経験がなかったら、いまの自分の戦績はなかったと思うので、ASJJF会長のエジソンさんや、ASJJFの連盟の方々に感謝しています。
──ヨーロピアン、パンと続いて、次はムンジアルとなります。ムンジアルまであと2ヶ月、どんな準備をしていきますか?
アユミ:階級別では自分でも納得できる、いい結果を残せているので、ムンジアルではオープンクラスでも勝てるように頑張っていきたいです。ヨーロピアンでもパンでも、オープンクラスは1回戦負けなので、何がいけなかったのか、どうすれば勝てるのかをしっかり考えて、修正していきます。ムンジアルはオープンクラスも優勝してWゴールドを取れるように狙っていきます。
──4月から新年度となり、新たな生活になるかと思います。なにか変わっていくことはありますか?
アユミ:この春で中学を卒業して、これから高校に入学するんですが、もう学校にも柔術をやっていくと宣言してるので、学業と柔術をしっかりと両立させたいと思っています。部活には入らずに柔術の練習時間を確保して、柔術を最優先にして頑張ります。テクニックの幅も広げて、トップからもガードからも戦えるようにしていきたいです。
──次の海外大会はムンジアルとなりますが、国内での大会の予定はどんな感じですか?
アユミ:今大会の前に怪我をした肩がまだ万全ではないので、まずは怪我をしっかりと治してから、国内の大会にも出ていくつもりです。昨年はASJJFのランキングが1位だったんですが、怪我で大会出場が減ると思うので、出れる大会には出て、そこでしっかりと勝って、胸を張れる結果を残したいと思っています。これからも応援よろしくお願いします。
