快挙!! 柳沢友也がデメトリアス・ジョンソンに一本勝ち「戦えただけで光栄」
快挙!! 柳沢友也がデメトリアス・ジョンソンに一本勝ち「戦えただけで光栄」
IBJJF WORLD MASTER 2024
日本時間8月30日(金)、アメリカ・ラスベガスで幕を開けた、IBJJF「ワールドマスター2024」大会初日のマスター2黒帯フェザー級で柳沢友也(柳澤柔術)が快挙を達成した。
なんと、自身の4回戦で、元UFC世界フライ級王者 デメトリアス・ジョンソンを相手に絞めによる一本勝ちをスコア。準決勝でケイシーニョに敗れるも堂々の3位入賞を果たした。試合後の柳沢にさっそく今大会の激闘を振り返ってもらった。
――3位入賞おめでとうございます
柳沢:ありがとうございます。
――まずは、今回ワールドマスターに出場しようと思ったきっかけを教えてください。
柳沢:先生なので生徒達に頑張ってる姿を見せたいというのと、自分がどこまでできるか挑戦ですね。
――初参戦のワールドマスター、出てみた感想はどうだったでしょうか?
柳沢:規模が大きいのでびっくりしたんですけど、レジェンドの選手と戦えて光栄です。
――なんといっても準々決勝、デメトリアス・ジョンソンと戦いましたが、試合前から警戒していたのでしょうか?
柳沢:当たるかもしれないということで想定はしていました。
――もともと知っていたのでしょうか?
柳沢:活躍は観てました。
――そんな選手に絞めで一本勝ち。どうでしたか?
柳沢:嬉しかったですね。戦えただけで光栄だと思うので、こういう機会がないと。光栄しかないですね。
――最後はケイシーニョ(オズワルド・アウグスト=優勝)に一本負けでしたが、試合をしてみていかがでしたか?
柳沢:次元が違いますね。やっぱり、身体の強さも。ライト級から落としてきて身体も作ってきた。自分は下から上がってきたんで全然違いましたね。
――ジョンソン、ケイシーニョ。有名選手と戦う際の心境はどういったものなのでしょうか?
柳沢:やってやるっていう、それだけしか思ってないですね。あとは手を合わせてみないと分からないのですが、デメトリアス・ジョンソンさんはたまたま僕がうまかった。ケイシーニョさんは手を合わせてみたら全然違いましたね。
――ジョンソン戦は自分のペースで戦っているように見えました。
柳沢:自分の得意なパターンにはまったと思います。普段、総合の人たちと練習しているので、機動力は違いますけど似たような感じはあります。
――今回は初参戦で3位入賞。ご自身ではどのように感じていますか?
柳沢:自分的には優勝を狙っていたのですが、実際に戦ってみて強い選手は(表彰台の)上に行くんだなと納得しました。
――これを踏まえてこれからの目標を教えてください。
柳沢:ちょっと休んでから考えます。