女子アトム級王座ダイレクトリマッチは、ヒールでキャッチを奪ったマイサが初防衛に成功
女子アトム級王座ダイレクトリマッチは、ヒールでキャッチを奪ったマイサが初防衛に成功
ONE Fight Night 26
(C) ONE Championship
12月7日(土)、タイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで開催された「ONE Fight Night 26」では、アトム級サブミッション・グラップリング世界タイトルマッチ、マイサ・バストスvsダニエル・ケリーの一戦が行われた。
今年8月、前王者ダニエルを判定で破っているマイサ。王者と挑戦者、立場を入れ替えてのリマッチは、マイサが判定3-0で勝利し、初防衛に成功した。
押し倒すように上になったケリーに対し、さっそくインバーテッドから足を取りにいくマイサ。ケリーはアンダーフックデラヒーバを作るが、マイサは上からケリーの足を捌いてパスガードを狙う。
パスからニーオンを作ったマイサは、トップに回るとケリーの動きにあわせて、サイドやトップでコントロールしていく。
起き上がったケリーが上を取ると、マイサはシットガードからバタフライフックへ。潜ってケリーの足をすくっていったが、ケリーも腰を落としてマイサを潜らせない。
ケリーはシットガードのマイサから飛び込むようにパスを狙ったが、潜ったマイサはケリーの足を引きだすことに成功する。それでも、足関にこだわらず、潔く上を取ったマイサは、パスからダースチョークを狙った。
ケリーが足を入れて戻すと、お互いに足を取りにいく展開になったが、ここでもマイサは足関節一辺倒になるのではなく、パスガードのアタックを挟んでからヒールフックへ。これでマイサにキャッチが入り、試合はタイムアップとなった。
結果は上記の通り。パスガードやポジショニングに重きを置き、コンビネーションを交えて攻めたマイサの勝利となった。
(C) ONE Championship