カルペディエム渋谷代表・木村俊介、オープンから約3ヶ月で順調な船出に「本当に人に恵まれた」
カルペディエム渋谷代表・木村俊介、オープンから約3ヶ月で順調な船出に「本当に人に恵まれた」
CARPE DIEM SHIBUYA
2024年7月、都内・渋谷の並木橋に「カルペディエム渋谷」がオープンした。
代表は、仕事の赴任先である海外でブラジリアン柔術に出会った木村俊介が務めており、インストラクターには、ファブロ・ジェラルドやオリベイラ・レナトといったベテラン黒帯勢、軽量級のトップ選手・井手智朗(エクストリーム柔術アカデミー)ら実力者の名前が並ぶ。
カルペディエムの本部にあたる青山道場や、国内屈指のファシリティを誇る広尾道場が近隣にある中、オープンから約3ヶ月が経った渋谷道場の様子を木村代表に訊いてみた。
――まずは、木村俊介代表について自己紹介して頂けないでしょうか?
木村:はい、カルペディエム渋谷の代表を務めています、木村です。
実は某システムインテグレーターで現役の会社員をやっておりまして、兼業でカルペディエム渋谷を運営している状況です。
――カルペディエム渋谷は、オープンから約3ヶ月が経ち、現在はどのような状況でしょうか?
木村:そうですね、現在は40名ほどの会員さんが集まっており、少しずつではありますが、賑わいを見せている様な状況ですね!
――40名とは素晴らしいですね。そもそも、カルペディエム渋谷を立ち上げたきっかけというのは何だったのでしょうか?
木村:はい、実はRANGERジム(日本最大級のキックボクシングジム)のオーナーである田中さんとは、学生時代からの知り合いでして。田中さんは柔術家の顔も持っていらして、近い将来、柔術道場を出店したいという話があり、一緒にやらないかとお誘いを受けたのがきっかけです。
その後、田中さんとカルペディエム代表の石川祐樹さんの繋がりで、カルペディエムネットワーク傘下で新たに道場を開設する運びとなりました。
――都心も都心、渋谷を選んだ理由などはあるのでしょうか?
木村:最初は都内手広く探索していたのですが、結果的にやはり東京のド真ん中、流行に敏感な街・渋谷を起点に日本の柔術をもっと盛り上げたいという想いがありました。
――並木橋交差点付近ということで、場所も非常に良いですね。施設(道場)もRANGERジムと併設しているのですね。
木村:最初は都内で探していたんですが、集客とコストの両面で考えた時に、既に開設しているRANGERジム渋谷店を改装し、併設運営にするのがベストだと判断しました。
盛り上がってきているとはいえ、どうしても柔術はまだまだマイナーなスポーツです。柔術をやり始める参入障壁は結構高いのが現状です。
そこで、参入の入り口として、先ず格闘技が好きであること。その次に格闘技好きが選ぶ競技として、キックボクシングや空手、ボクシングなどの立ち技から参入する人が多く、そこから柔術に参入してくる層が多そうだということで、併設することで参入障壁を下げれるのではと考えた次第です。
――なるほど。立ち技と寝技、同じ格闘技でも大きく異なる競技と言えますが、実際のところはどうだったでしょうか?
木村:現に会員さんの約3割ほどは、キックボクシングとの相互会員ですので、効果はあったと言えると思います。
コストについては言わずもがな、一つの箱で二つのビジネスを運営するので、当然メリットが出るわけなんです。
――それは素晴らしいですね。約3ヶ月が経って、カルペディエム渋谷の雰囲気や特長などは出てきましたか?
木村:はい、会員さんについては、国際的な街ですので、外国籍の方が多く在籍していることや、職場の近くや住居の近くだという点が大きな特徴かと思います。
あとは日本への旅行者による出稽古が驚くほど多いのも特徴の一つかと言えます。
雰囲気については、私が「上機嫌」であることを大切に思っていますので、和気あいあいとした雰囲気を保つことに力点を置いています。カルペディエム渋谷へ稽古に来て、クラスを終了した後は、皆さん本当に良い笑顔を見せてくださいますから。
――そして、エクストリーム柔術アカデミーの井手智朗選手が教えるクラスなどもあるのですね。軽量級の方には、貴重な機会ですね。これはどういったきっかけで実現したのでしょうか?
木村:マレーシアのクアラルンプールからの一時帰国の際に、ちょくちょく出稽古させていただいていたのが、エクストリーム柔術アカデミーでした。
代表の竹内先生が、いつも快く受け入れてくださっていて、その縁から2020年の本帰国の際に入会しました。井手さんとは、その時に知り合い、体格も近いことからスパーリングすることも多く、仲良くなったという流れです。
他のメンバーの皆さんとも今でも交流がありまして、スタッフとして一緒にやってるメンバーもいます。エクストリーム柔術アカデミーの他にも、研修でお世話になった青山のスタッフや会員さん、同時期にお世話になった横浜の長田先生や会員の皆さんとは、今でも出稽古に来ていただいたりプライベートレッスンを取ってくれたりと交流があり、本当に人に恵まれたなと大変感謝しています。
――では、最後にジムとして年内の目標、あるいは、中長期的な目標などあれば教えてください。
木村:中長期的な目標は、少しでも多くの方に柔術の魅力を知っていただき、ストレスフルなことが多い社会を心身ともに健康で上機嫌に過ごせる人を増やすことです。
年内には今よりもさらに多くの会員さんを獲得して、カルペディエム渋谷の文化を醸成して広めて行きたいと思っています!
――ありがとうございます。これからの発展に期待しておりますね。
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