いよいよ週末は全日本ブラジリアン柔術選手権!! トーナメント決定、黒帯の見所は?
いよいよ週末は全日本ブラジリアン柔術選手権!! トーナメント決定、黒帯の見所は?
JBJJF 第25回全日本ブラジリアン柔術選手権
11月30日(土)~12月1日(日)、都内・武蔵野の森総合スポーツプラザでは、JBJJF「第25回全日本ブラジリアン柔術選手権」が開催される。
初日の青帯&紫帯は、10月中にエントリーが締め切られ、二日目となる茶帯&黒帯ならびに女子青帯~黒帯については、今月12日をもって早期エントリー終了となった今大会。U-NEXTでの配信も決定し、かつてない盛り上がりが期待できそうだ。
黒帯ルースター級は、8人トーナメントでシードとなる選手がいない中、やはり注目は同選手権を10度制したトライフォース柔術アカデミーの芝本幸司だろう。
IBJJFアジアを優勝した高杉魁、IBJJFパンパシフィックを優勝した篠田光宏らの参戦はなかったが、全日本オープンを優勝したチアゴ・ウエノ、マスター世代からは井手智朗、宮地一裕らが名を連ねており、一回戦で井手と宮地が激突する。
黒帯ライトフェザー級は、黒帯最多エントリーとなる16人トーナメントとなったが、ほとんどがマスターカテゴリーの選手となった。
KIT賞金トーナメント優勝のエリック・メネギン、IBJJFアジア準優勝の野村優眞 、去年の全日本王者の横山大鋳 、中国から参戦するタン・レンシンらが注目選手となるだろう。
黒帯フェザー級は、IBJJFパンパシフィック優勝の大柳敬人と、昨年の全日本王者・鈴木和宏の2強は揺るがないところ。そこにMMAでも活躍中のトミー・ヤノが猛追する図式となっている。
その他にも、塚田市太郎、八巻祐、加古拓渡、北田俊亮らマスターカテゴリーの強豪たちも集う。第1シードは鈴木で、第2シードは大柳。トミーは1回戦で八巻と対戦する。
黒帯ライト級は、SJJIFワールドで黒帯デビューした福島聖也の試合に注目だ。KITレギュラー参戦中の村井俊太や、ギ&ノーギで活躍する"ジョー樋口"こと樋口翔己、黒帯デビューの道中健人らもエントリー。いまやベテランとなった後藤拓磨は第1シードで福島vs岡本雄揮の勝者と対戦する。
黒帯ミドル級は、ボンサイファミリーの末っ子、ムリーロ・タケシ・ソウザが紫帯以来のJBJJF主催大会にエントリー。ムリーロはIBJJFアジアで黒帯デビューを果たすも、準決勝でタイナン・ダルプラに敗北。その後、ASJJFアジアで優勝し、今大会が黒帯3戦目となっている。
第1シードは毛利部慎佑で、手良向一嘉とMMAで活躍した岸本泰昭の勝者と戦う。
黒帯ミディアムヘビー級は、シャビエル・シウバと濱岸正幸の一騎打ちとなった。シャビエルは、昨年の同大会でイゴール・タナベに勝利して名を知らしめた選手だ。
黒帯ヘビー級は、韓国の賞金トーナメントで優勝し1000万ウォンを獲得したグラント・ボグダノフが凱旋試合を行い、グアムから参戦のデヴィッド・ハリスにも注目したい。
黒帯オープンクラスは、グラント、ムリーロ、デヴィッド、シャビエルら日本人以外の強豪がトーナメントで別枠に入っているため、体格に勝るこの4人が表彰台に上がりそうだが、果たして。
また、女子アダルト黒帯は2カテゴリでトーナメントが成立。ライトフェザー級では、村上彩とミレーナ・サクモトが1回戦で激突する4人トーナメントに。同フェザー級は、茶帯でワールドマスターを制した者同士=高本奈月と浦辺里香のワンマッチ決勝戦となった。