20年ぶり開催の賞金トーナメント・イサミ杯でシャビエル・シウバが全試合一本勝ち
20年ぶり開催の賞金トーナメント・イサミ杯でシャビエル・シウバが全試合一本勝ち
JBJJFイサミエンドレスサマーカップ&イサミ杯
7/13&14の2日間、横浜の横浜武道館にてJBJJF主催のイサミ・エンドレスサマーカップとイサミ杯が開催された。
国内の格闘技メーカーの老舗であるイサミとJBJJFのコラボ大会として開催された今大会の目玉は20年ぶりに復活したイサミ杯だ。
イサミ杯は2002年に初開催され、2003年からは賞金トーナメントとして行われていたが、2004年を最後に大会開催が休止。
それがこの度JBJJFの協力を得て華々しく復活したのだ。
男子・無差別のみの賞金大会として開催されたイサミ杯は青帯から黒帯まで4つのトーナメントが行われ、国内外の強豪が集うハイレベルなものとなった。
今回はイサミ杯とレギュラートーナメントのイサミエンドレスサマーカップの2大会を併せてレポートしていく。
イサミ杯の優勝者には金メダル&賞金の他に特製の金帯も贈呈された。国内に自社工場を持つイサミならではの趣向といえるだろう。
アダルト黒帯オープンクラス決勝戦
○シャビエル・シウバ / EVOX BJJ
vs
×柳井夢翔 / リバーサルジム新宿Me,We
サンディエゴから来日し、現在は日本在住のシャビエルが柳井にキムラを極めて8:54 一本勝ちで優勝。1回戦は後藤拓磨にトーホールドを極めており、2試合連続の一本勝ちだった。
アダルト茶帯オープンクラス決勝戦
×ケルビン・ルイス / BJJ CORE JAPAN
vs
○ドグラス・トーレス・マエダ / ダムファイトジャパン
日系ブラジリアン同士の決勝戦となった茶帯は0-0/1-1 レフリー判定でドグラスが辛勝。ドグラスはイサミからスポンサーされており、スポンサー選手として面目を保った。
アダルト紫帯オープンクラス決勝戦
×ビクトル・ロドリゲス / RRT
vs
○ソ・ボンソク / PATO STUDIO
ブラジルvs韓国の国際戦となった紫帯決勝戦は試合途中にヒザを負傷したビクトルがまともにガードを作れずにパスを許し0-3で敗退、ソが優勝となっている。
アダルト青帯オープンクラス決勝戦
×小林龍希 / INFIGHT JAPAN
vs
○微笑弦汰 / IGLOO
ともに柔道の強豪として知られ、柔道から柔術に転向した選手という共通項がある2人による青帯決勝戦はレフリー判定で微笑が優勝。
アダルト茶帯ルースター決勝戦
×峯森睦 / レナトゥス柔術アカデミー
vs
○坂留知弥 / RRT
互いにスイープし合う展開を4-2で制した坂留が勝利。
アダルト茶帯フェザー決勝戦
×萩原大揮 / リラクシンBJJ
vs
○村田航平 / CARPE DIEM MITA
先制されるもスイープ&パスで逆転し、5-4で競り勝った村田が優勝を果たす。
マスター2黒帯ライトフェザー決勝戦
×響本広明 / AXIS
vs
○高橋俊彦 / パラエストラ吉祥寺
JBJJFランキング1位の高橋がスイープして2-0で手堅く勝利。
マスター4黒帯フェザー決勝戦
×平村太志 / IGLOO
vs
○生田誠 / トラスト柔術アカデミー
ラペラガードの使い手・平村に対して真っ向勝負を挑み4-2で競り勝った生田がワンマッチ決勝戦を制した。