「キン肉マンの父」ゆでたまご・嶋田隆司先生がブラジリアン柔術の練習を再開!!
「キン肉マンの父」ゆでたまご・嶋田隆司先生がブラジリアン柔術の練習を再開!!
今年、生誕45周年を迎え、新シリーズのテレビアニメが大人気となった国民的プロレス・格闘技マンガ「キン肉マン」の作者・ゆでたまごの嶋田隆司先生が、約2年ぶりに柔術の練習を再開した。
作品作りに活かすため、これまでも柔術やグラップリングに取り組んできた嶋田先生は、2021年9月、60歳にして初めて柔術の公式戦に出場している。
しかし、長年のデスクワークによるダメージの蓄積や練習中の負傷により、昨年10月に右膝変形性膝関節症の手術を受けている。
その後、約1年に及ぶ過酷なリハビリを続けていた嶋田先生だったが、この度、主治医から練習再開の許可が出たことで柔術の練習を再開した。
練習場所は、閉鎖となった旧ジム(各自調査)からリニューアルオープンした「Tri.H studio(トライエイチスタジオ)高円寺」。練習パートナーは、嶋田先生の長年の友人であり、ブラジリアン柔術黒帯で「戦うIT社長」の名で知られる伊藤健一氏が務めた。
伊藤氏の指導のもと、トライフォース柔術アカデミーの20周年記念道着に袖を通した嶋田先生は、柔術ムーブのドリルで体を動かし、スイープなどのテクニックを練習。1時間ほど汗を流すと、練習後は「やっぱり格闘技の練習は楽しい」と声を弾ませた。
当面は、伊藤氏とともに「Tri.H studio 高円寺」で定期的に練習を続け、コンディションやテクニックの向上を目指すという嶋田先生は、柔術大会への再チャレンジも視野に入れている。
現在も「キン肉マン」は、「週刊プレイボーイ」で連載が続き、コミックスは86巻まで発売されている。年明け1月からは、テレビアニメ「完璧超人始祖編」のシーズン2もスタートするだけに、激務の合間を縫っての柔術復帰は並大抵のことではないだろう。
不屈の闘志と柔術愛を持つ嶋田先生の挑戦を応援したい。
「戦うIT社長」伊藤健一氏(左)と、トライエイチスタジオでメインインストラクターを務める、第3代ZSTライト級王者・小金翔氏(右)