シャビエル・シウバ、わずか14秒の瞬殺一本勝ちで優勝、JBJJF全日本2連覇を達成
シャビエル・シウバ、わずか14秒の瞬殺一本勝ちで優勝、JBJJF全日本2連覇を達成
JBJJF 第25回全日本ブラジリアン柔術選手権
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12月1日(日)、都内・武蔵野の森総合スポーツプラザでは、JBJJF「第25回全日本ブラジリアン柔術選手権」(二日目)が開催された。
黒帯ミディアムヘビーはシャビエル・シウバ(EVOX BJJ)と濱岸正幸 (CARPE DIEM SETAGAYA)のワンマッチ決勝戦で、国内ではライト級以上の階級はエントリーが激減する現状がある。
シャビエルはアメリカ・サンディエゴ出身の23歳で、日系ブラジリアンのジュリア・ニシヤマとの結婚を機に来日し、現在は愛知県在住のアメリカ人だ。
昨年の同大会ではスーパーヘビーとオープンクラスを制してWゴールドを獲得しており、そのオープンクラスの試合ではイゴール・タナベに勝利するなどして一気にその名を知らしめている。
日本に移住してからは積極的に大会に参戦し、SJJIFワールドやASJJFアジアなどで優勝するなど、国内トップクラスの実績を持つ。
JBJJFでは今夏に開催されたイサミ杯で優勝し賞金も獲得、今大会はそれ以来のJBJJF主催大会の参戦となった。
試合開始直後に濱岸に組み付いていったシャビエルは背負い投げでテイクダウンすると、そこから一気に腕十字を極め、わずか14秒で一本勝ち。
秒殺、いや瞬殺といっていい鮮やかな極めに場内からは感嘆の声が上がっていた。