岡泉海が歓喜の咆哮!! 黒帯1年目の全日本でライトフェザー級制す!
岡泉海が歓喜の咆哮!! 黒帯1年目の全日本でライトフェザー級制す!
JBJJF 第25回全日本ブラジリアン柔術選手権
12月1日(日)、都内・武蔵野の森総合スポーツプラザでは、JBJJF「第25回全日本ブラジリアン柔術選手権」(二日目)が開催された。
アダルト黒帯ライトフェザー級は、16人が参加した黒帯最激戦区となったが、優勝したのは、6月に黒帯になったばかりの岡泉海(カルペディエム三田)だった。
タンレンシンとの初戦をアドバンテージ差で勝った岡泉は、ペナルティ差で野村優眞を破った諸澤陽斗との二回戦へ。ダブルガードで立ち上がった諸澤に対し、岡泉はスイープで逆転。ここから加点しポイント10-6(アドバンテージ1-1)で勝利した。
すると、岡泉は、昨年優勝した横山大鋳との準決勝戦に臨む。
序盤からスイープを決めた岡泉は、横山のバックをうかがうような動きからセンタクバサミへ。これを耐えた横山だったが、岡泉はバックコントロールに移行するなどノンストップに動き続けると、最後はポイント15-4(アドバンテージ1-1)で勝ち切った。
一方の反対ブロックを勝ち上がったのは、エリック・メネギンだ。
初戦は川嶋和哉をカラーチョークで、山田秀之との準決勝はリアネイキドチョークでフィニッシュ。鍵山士門との準決勝でもフットロックを極め、怒涛の3連続一本勝ちをスコア。
そんな二人による決勝は、ダブルガードで得た岡泉のアドバンテージが最後まで鍵になる展開に。スイープ合戦のシーソーゲームとなり、ポイントが同じならアドバンテージ差で岡泉の勝利。しかし、両者のペナルティも1-1だったため、上になった岡泉の動きが止まり、ペナルティが入ろうものなら、エリックがアドバンテージで追いつき、ペナルティ差で逆転するという局面だった。
エリックの巧みなガードワークを前に、一瞬動きが止まりかけた岡泉だったが、残り1分を切ると怒涛のパスガードへ。最後までアグレッシブに動き続けてエリックを破ると、何度も咆哮して喜びをあらわにした。