フリリダの名門MMAジムのATTはクレベル・コイケが滞在して練習中
フリリダの名門MMAジムのATTはクレベル・コイケが滞在して練習中
世界のタタミから

フロリダのココナッツクリークにあるATTことアメリカントップチーム。
ここはRIZINで活躍中の堀口恭司が所属していることで有名だが、その他にもクレベル・コイケや牛久絢太郎らが試合前のトレーニングキャンプを行うことでも知られている。
ATTにはUFC、PFL、RIZIN、ONEなど世界中のMMAプロモーションのチャンピオンが多数在籍し、日夜ハイレベルなトレーニングが行われている。
クレベルによると、ATTで常時トレーニングしている在籍選手は50~70人ほどで、クレベルのように試合前のトレーニングキャンプで訪れてくる選手を加えると、ゆうに100人を越すとのこと。
またATTは一般の月謝を払って練習している生徒というのは存在せず、在籍選手たちはごく一部のトップアマを除いてそのほとんどがプロ選手。
そしてプロ選手なら誰でもATTで練習できる訳ではなく、選手やマネージャー、コーチの紹介制で練習の可否が決まるとのこと。
このATTでは練習に参加できるかどうかすら“狭き門”なのだ。
今回はクレベル・コイケが「超RIZIN.2」でのvs ラジャブアリ・シェイドゥラエフ戦を控えたトレーニングキャンプに潜入することに成功。
ジム内の練習風景は撮影禁止だが、クレベルの練習終わりを待って、ジム内を案内してもらった。
今回はプロ選手以外は立ち入り禁止、さらにジム内撮影禁止のところを特別に取材許可をもらったので、紹介していきたい。

フロロダのマイアミから1時間弱のココナッツクリークにあるATT。MMA専門のメガジムに初潜入。

エントランスホールも広々として大きい。クレベルによると選手たちは裏口から入ることが多いとのこと。

エントランスに展示してある世界中のMMAイベントのチャンピオンベルト。UFCやベラトール、PFL、RIZIN、ONEなどのベルトが飾られていた。

エントランスに入ってすぐ横には大きな堀口恭司の写真が展示されている。

これがメインマット。11:00~やっているプロ練習はこのメインマットで行われている。

メインマットを反対側から。かなりの広さだが、プロ練習は常に大人数で行われてるため、これでも手狭なのだそう。

メインマットの横にはフルサイズのケージ。

ケージの裏にはロープやサンドバッグが吊るされていた。

メインマットの裏はランニングなどができるフィジカルトレーニングのスペースになっている。

メインマットの奥の部屋にはミニサイズのケージも。ここは30分単位の予約制で使われているという。

クレベルはこの日はこのケージで5分×3Rの試合形式の激しめのスパーリングをやり、夜にフィジカルトレーニングを行うスケジュールだった。

別室のマットスペースは2部屋あった。

ジムの至る所に所属選手の試合写真が飾られていた。クレベルもいつか自分の試合写真が飾られたいと熱望。

サブマットもこの広さで、ここでも別メニューの練習を同時並行で行われていた。

メインマットの横のサブマット・その2。ジムにはメインマット・サブマット×2、そして別室のマットスペース×2があり、練習場所の確保には事欠かない。

奥のフロアは各種マシンが揃ったトレーニングスペースで、筋トレに励む選手の姿が1日中見られた。

メインエントランスの入り口は常時施錠されており、一般人は立ち入り不可。ちなみに自分たちが入ったときはドアを叩いて中の人に気づいてもらって開けてもらった。

いまクレベルはジム近くにあるブシェシャの自宅に居候中。ブシェシャはONEとの契約が終わってフリーランスになっており、UFC出場を目指している。

IBJJF殿堂入りのビア・メスキータも現在はMMAに転向し、ATTにて練習中。

マナウス出身の黒帯、ジャクリーン・アモリンもATTに在籍。LFAからUFC入りして5戦を戦っているそうだ。

American Top Team / アメリカントップチーム
5750 SR 7,Coconuts Creek
FL 33073
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タビュー】クレベル・コイケ「MMAだけじゃなくて、柔術を日本でもっと盛り上げることをやりた