蕨で柔術フェスティバルが開催、女子プロレスラーもエキシビションで参戦
蕨で柔術フェスティバルが開催、女子プロレスラーもエキシビションで参戦
ASJJF WARABI JIU JITSU FESTIVAL 2024
精力的に大会を開催しているASJJFが11/4(祝)に埼玉の蕨で初開催した「WARABI JIU JITSU FESTIVAL」。
蕨市民体育館で行われた今大会は柔術だけでなく、卓球や太極拳、さらにはプロレスまでが同会場で一挙開催という、まさに大会名通りのお祭り的な雰囲気だった。
蕨は女子プロレス団体のアイスリボンのお膝元ということもあり、同団体所属の女子プロレスラーが大会にエントリーも、対戦相手が不在で試合成立ならず。
そのためエキシビジョンという形で大会に参戦し、日頃の練習の成果を披露していた。
圧巻だったのはジュブナイルの年齢ながらアダルト青帯で参戦した高橋瑞希が全試合一本勝ちで優勝し、相変わらずの極めの強さを見せつけ、また女子でもまだ中学生の緑帯のハファエラ・アユミがこれまで一度も勝ったことがなかった柳朝海に初勝利を挙げるなど、若手2人が活躍。
そしてハファエラ・アユミに敗れた柳だが、階級別の試合では優勝し、大会後に紫帯昇格を果たすなど、地方大会ながら見どころの多い大会となった。
このフェスティバル形式の大会開催は今後も継続する意向があるとのことなので、次回大会にも注目していきたいところだ。
ギとノーギで2連戦となったマスター2茶帯ライトフェザーの橋本圭右(フィジカルスペースBJJ荻窪)とヴァグナー・タダ(INFIGHT JAPAN)。ノーギではヴァグナーが勝利。
続いてギでのリマッチは橋本が勝利して1勝1敗のイーブンの戦績となった。決着戦の実現に注目したい。
アダルト青帯フェザーで優勝した高橋瑞希(Crowforest)。2試合とも極めての勝利で極めの強さは抜群。ノーギでも優勝している。
これまで幾度となく対戦しているハファエラ・アユミ(INFIGHT JAPAN)と柳朝海(MASTER JAPAN TOKYO)だが、今大会の女子アダルト青帯オープンクラス1回戦でついにハファエラが柳に初勝利を挙げ歓喜。
柳に勝ったハファエラだが決勝戦では中尾あずき(CARPE DIEM MITA)にリベンジを許して敗退。中尾がオープンクラス優勝を飾る。
ハファエラに敗れた柳も階級別のミドル級では優勝し、大会後に紫帯に昇格を果たしている。
女子プロレス団体・アイスリボン所属のプロレスラー、海乃月雫はいままで練習してきた動きを出せるように段取りしてのエキシビション。受け手のフェルナンダ・アユミもうまく動いて相手をリードしていた。
海乃とは違って段取りなしのガチスパーリングだった古川奈苗。持ち前の思い切りの良さが出ていた、いいエキシビションだった。次回大会開催の際はぜひ試合出場を期待したい再び参戦して欲しい。
大会ではアイスリボンの女子プロレスラーたちによるプロレスの試合も2試合行われた。ここにはエキシビションに参加した海乃&古川もプロレスラーとしての本業で参戦していた。