激戦区紫帯Lフェザー級は5試合勝ち抜いた高橋逸樹が優勝!!
激戦区紫帯Lフェザー級は5試合勝ち抜いた高橋逸樹が優勝!!
IBJJF アジア選手権
6月28日(金)、千葉ポートアリーナでは、IBJJF主催「アジア選手権」の初日が行われた。
初日の注目カテゴリーの一つ、アダルト紫帯ライトフェザー級では、カルペディエム三田の高橋逸樹が優勝。日韓の精鋭が揃う総勢35名のトーナメントを勝ち抜いてみせた。
初戦でルイス・オリベイラ、2回戦でチャン・ユーとの国際戦に勝利した高橋は、3回戦でキッズ時代から切磋琢磨している大野智輝との同門対決に臨む。
ダブルガードの攻防となった後、上を選択した大野に対しフットロックを絡めて攻める高橋がレフェリー判定で試合を制すと、準決勝ではイ・フィジェに勝利。決勝は反対ブロックで渋谷大輔らを破って勝ち上がったキム・ジェウォンと対戦した。
決勝の高橋は、キムのパスガードで守勢となる時間もあったが、キムのバック狙いで上になると、最後はスイープを許しつつ、得意の三角絞めに捕えて逃げ切りに成功。ポイント4-2(アドバン1-2、ペナルティ2-3)でビッグトーナメントを制して喜びを爆発させた。
試合後の高橋は、以下の通りにコメントしている。
「今回アジア選手権で5試合勝ちきって優勝出来ました。アジア選手権なだけあって、対戦相手全員一筋縄ではいかず、厳しい試合展開が多かったのですが、セコンドにジエゴ(エンリケ)さんが居てくれたのもあり、何とか試合をコントロールし続けれました。
印象的な試合は、幼少期から仲の良い大野智輝との試合が精神的にも難しい試合だったと思います。結果は判定でしたが、正直負けてもおかしくない、負けに近いような試合内容でしたが、レフェリーが自分の手を挙げてくれた瞬間はすごく安堵しました。
そこからは気合いと柔術に対する熱量で勝てたのかなと思います。
まだまだこれからも上を目指して頑張ります!」
Photo by Jiu Jitsu NERD